屋根の補修と屋内の解体

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【瓦屋根の補修】
今日も酷暑の中、京口左官工房の松田さんと屋根の上。
少しでも涼しいうちにと、屋根に上がったが、既に暑い。

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【棟の瓦の補修】
本当は葺き替えた方が良いのだろうけれど、今はそこまで手(資金)がまわらないので、とりあえずの補修でしばらく待っていてもらいたい。

で、今日の本題。
離れとの接続部の解体の前に、離れ側の開口部の柱の補強をする事にした。

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【離れとの接続部の柱】
この部分は雨漏りがひどく、白蟻の餌食になっていた。

この柱に添える柱のための束石を置くことに。

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【設置した束石】
次は大工さんの出番だ。

ここで昼になったが、午後からは母屋の北東部の内部の解体を行うことにした。

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【仮設トイレ設置場所の解体】
まずはこの辺りにあった小物類を北の倉庫に移動させて、以前から目障りだった新建材をはがしていくと、元々の柱や土壁が出てきた。

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【風呂側の壁】

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【玄関土間側】

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【裏庭側の入口】

天井も落としたので松田さんも私も全身煤だらけ。

今日はこの辺にしといたろ。

お陰様で、新建材で隠されていた内部の構造材の状態が確認できるようになった。

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雑は雑なりに頑張って書き続けてみるんで、良かったらまた見てやって下さい。

瓦屋根の補修作業

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【丸瓦の補修】
ここの丸瓦、長さの調整のために短くした瓦を入れるのはわかるが、その短くした瓦が上から2番目に入れてあった。

隙間もあるし、なんか見た目の納まりも悪いので入れ替えることに。

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【瓦を入れ替えた後】
さすがお寺の屋根の保守もやられている松田さんです。うまく納まった。

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【離れとの接続部 北側から】
この辺りには古瓦が山積みになっていたり、古い板材や雑草に覆われていた場所だったが、すっきりした。

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【離れとの接続部 南側から】
次はこの接続部分を解体すると決めたので、解体前に作業がやりやすいように周囲の整備を行った。

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【立水栓周り】
この辺りは県道に面していて特殊作業車からのアクセスが良いので、廃棄物搬出用のコンテナを設置するため植栽を伐採し敷地を平坦にすることにした。

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古民家再生の新たなスタート

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【離れの屋根】
母屋の塗装作業が終わって新たな目標を思案して途方に暮れていたところに、姫路の左官職人の松田さん(京口左官工房)に作業の指導をお願いしたら快く引き受けてくれた。

とりあえず離れ側の屋根の瓦の保守作業を見学させてもらった。

朝から屋根の上での作業で、太陽が頭上に近づいてくる頃には下に降りて敷地内の整備についても指導や提案をいただきながら一緒に汗をかいた。

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【北東の倉庫周り】
こちらの倉庫の足元には農作業に使っていたと思われる木材や竹材が半分土になりかけた状態で放置されていた。

ここを見た松田さんから、ここを整理して廃材置き場を確保すると言う提案。

で、綺麗に片づいた状態が上の写真。

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【出てきた木材や竹材】
土になりかけた部分を取り除いてもこの量になった。

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【発掘された古瓦】
土に埋もれて瓦も出てきた。この瓦は洗って利用できるものは利用も考えるとのことだ。

廃材置き場の確保と共に廃材の搬出路や廃材を集める敷地内のルート等、様々なことを考えて作業手順を考えていく。

いろんな知識や経験があっての手順決定。勉強になる。

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やはり屋根が気になる

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【西の離れと北西の倉庫の屋根】
母屋のトタン屋根の塗装が終了してから次の作業を思案していて、北の倉庫を解体して駐車スペースの確保をはかろうと考えていた。

ところが、先日の記事を見られた左官職人の方が一度屋根を見てあげると言うことで、今日屋根の上に一緒に上がって普段瓦屋根のメンテナンスをされている目で見た現状の説明をしてもらい次の目標も屋根にする事にした。

こちらの離れはこの物件の購入を決断した理由の一つで、可能な限り現況の状況で修復したいと考えているからこの棟がこれ以上腐朽が進行することは避けたい。

なので応急で手当できる部分だけでも手当をして、本格的な改修ができる時期を待てるようにしたいと考えた。
このトリアージ吉と出るか凶と出るか。

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【市道側から見た倉庫と離れ】
とは言っても屋根のこと。これは素人だけでは手も足もでないので専門家の指導を受けながらの作業を模索することにした。


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旧小河家別邸を見学(三木市)

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【旧小河家別邸平面図】(現地パンフレットより)
今日は改修現場の調査をしていただいた建築士さんが改修に関わられた三木市の旧小河家別邸を訪ねてみた。

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【正面入口から表門】
この門を入った正面の灯籠には菊のご紋がある。皇室の方も利用されたしるしかも。
この門の横の番人部屋を改修して喫茶室にされたとのことだったので、さっそくその喫茶室でお茶をいただくことにした。

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【喫茶室の小屋組】
あの小さな格子は空調の吹き出し口か?
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【床板】
こんな床材の仕上げが気になる

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【喫茶室から見た庭】
喫茶室で一休みしたあとで、薦められるままにお庭の奥に進む。

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【式台玄関前】
一つ一つ形の違う灯籠に導かれるように奥に進むと玄関が見えてくる。

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【式台玄関】
玄関の虎のついたての後ろには
お供の間があり、その襖の形と絵がまた良い。
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【客座敷】
畳が通常の長さの1.5倍。

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【客座敷から見た庭】
当時なら我々庶民が座れない位置。

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【貴人用浴室】
木の浴槽に湯を張って使用した。

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【お竈さん】

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【井戸と流し台】

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【表門を屋敷内から】
建物は登録有形文化財、庭は登録記念物。
これで別邸だから本宅はどんなんだ。

明治の末期に建てられたらものだから、当方の物件と同じ頃だ。

いつの世も資産家と庶民は違うものだ。

ただ、当時の資産家は地域のためにも貢献した。

三木市もこの建築物を引き受けて生かしてくれたものだ。

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水回りの計画

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【プロパンガスのメーター】
先日見学した古民家の様にとりあえず一部だけでも利用できるようにするにはトイレ等の水回りが必要になる。

座れる場所は土間に設けるとして、トイレをどこに設置するかと、キッチンと風呂のだいたいの場所だけでも決定して、最低限の給排水設備だけ設置してしまおうと考えている。

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【風呂釜】
母屋に風呂は必要かどうか。当分の間住むための設備は不要だが、シャワーぐらいができると、近隣をサイクリングしてからシャワーができて良いのだが、さすがに既存の設備を使うわけにはいかないだろう。

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【薪釜兼用タイプ貯湯式給湯器(長府製作所HPより)】
これも先日拝見した古民家で教えてもらった給湯器。
数本の薪で風呂の湯が沸かせるそうだ。
さらに、薪で沸かした風呂の湯は他の給湯器のそれとは違うという。

そう言えば、伊那谷の野人さんちのお風呂も薪釜ボイラーで、お湯が違うと言われていた。

いやいや、こんな話しは先のまた先。

ところで現状の風呂釜とガスメーター、どうやって処分するんだ。

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剪定枝の整理

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【山積みになった剪定枝】
昨年の春に剪定して落としたままにしてあった枝葉と生い茂った草々とが絡み合ってとんでもないことになっている。

ただでさへ持て余している刈払い機にこの状態では太刀打ちしようがない。

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百日紅の枝】

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【紫陽花の枝】
草々の中から剪定枝を引きずり出して適当な長さに剪定ばさみで切ってみた。

これを束ねて置いて冬になったら燃料にするかとも考えたが、こんな事していたらまた数ヶ月たってしまう。

そんな作業も楽しめるようになるといいのだが、まだそこまで人間が成長していない。

まぁそのうち秋が来て冬が来て草が枯れて技だけ残ったら細かくしながら燃料にするか。


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