排水工事の為の測量作業

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【使用したオートレベル】
今日は先日からお世話になっているニシカワ水道さん(福崎町)の西川社長から排水計画の為の測量をするので一緒にやりませんかとお声をかけていただいた。

古民家改修に関わる作業なんて、ただでさえ面倒なことが多いのに、なんて有り難いお声掛けなんだ。

当然、断る理由が見当たらないので、今日は半休をとって約束の時間に現場に向かった。

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まずは測量に使用する道具の使い方から説明いただき、測量の手順もお聞きした。

アルミスタッフと言う測量用の目盛りを測定位置に立てる。

オートレベルは水平器の気泡が中心に来るようにセットし、オートレベルを覗いてピントを合わせると視野内に十字線が見えるので、その中心でアルミスタッフの目盛りを読む。

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【排水枡の設置予定位置の測量杭】
まずは、排水枡を設置する位置に測量杭を立てていく。

そして西川社長がアルミスタッフを持って測量杭の位置に立ってくれた。

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【オートレベルで測量】
最初に教えていただいたように目盛りを読んでいき、次に私がアルミスタッフを持って立ち、西川社長がオートレベルで目盛りを確認した。

なんか、天空のラピュタで測量しているみたいやなぁ。

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【申請する用紙のサンプル】
今日の測量の結果を使いサンプルのような図面を作成し、加西市に申請をしていただけるとのことだ。

本当に今日は思いも寄らない貴重な体験をさせていただいた西川社長に感謝です。

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電動ハンマーと先端工具

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【電動ハンマーと先端工具】
今日の作業で使用した工具で、先端にはブルポイントと言う先の尖った鋼の工具を取り付けて作業を行った。

先端工具は他にもコールドチゼルと言う先端がマイナスドライバーの様な形状をした工具(写真上部)を購入しているが、こちらはどんなときに使用するものかわからない。
(使用目的がわからない物をなぜ買ったかとつっこまれそうだ)

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【ショベル状の先端工具】
先日、上の写真のようにショベル状の先端工具を購入した。

こちらは地面の掘削時に便利な工具だと、ニシカワ水道の西川社長にお聞きしたので、水道工事の準備として買っておいた。

あいかわらず工具ばかり増えるが、作業の進捗はマイペースマイペース。

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風呂場の解体作業 その1

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【風呂場の床のタイル】
今朝は涼しく日中の暑さも少しは控え目だと思うので、いよいよ風呂場の解体作業をやることにした。

壁面のタイルは目地をダイヤモンドカッターで切ってから落とす予定で、カッターも買っているが集塵対策のパーツがまだ届いていないので、ハツリ機を使って床面のタイルをはがすことにした。

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【最初の一歩】
まずはど真ん中から。ただし先端が抜けなくなるのを恐れながらやると、ここまでハツルのが大変だった。

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【やっと出たコンクリート層】
なかなか出てこなかったコンクリート層がやっと出てきた。

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【コンクリート層の面】
タイルを貼がすコツはつかめてきたが、コンクリート層の下がなかなか見えない。

タイルガラは処理が大変らしいので、別に処理ができるように土嚢袋に入れていった。

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【コンクリート層の下】
どこまでタイルをはがしてもコンクリート層を通過できない。

GLまでコンクリート層と言うことはないので、コンクリート層の下が弱いところは壁際か排水管の際。

そこで攻めやすい排水管の際を攻めてみることにしたら、みごとに貫通。

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【コンクリート層下部の土の層】
コンクリート層を貫通すると土の層で、ハツリ機の先端が容易に突き刺さる。

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【風呂場の床の層構造】
結局、最表面のタイルの層から、もう一枚タイルの層、モルタル層、白セメント層、コンクリート層、土の層だった。

ハツリ機作業が初だったし、振動工具作業なので、数分やって休むの繰り返し作業なのでここまでやるのに90分ぐらいかかってしまった。

床面のハツリ機作業は、この土の層の中に大石などがなければ時間はかかるがなんとかやれそうな気がする。

次はダイヤモンドカッターを使用して壁面のタイルはがしをやることにした。

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風呂場解体前の構造補強

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【屋根塗装時の相棒達】
今日も朝から暑い。
それでも少しでも作業を進めるため現地へ。

久しぶりに一人作業の相棒達を引っ張り出して単管パイプを下ろす作業。
右側をはずして梯子にかけておいて、左側をはずしてパイプを下ろす。
もう息のあった相棒達です。

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【風呂場上部の構造体】
で、実際の作業はこちら。
風呂場を解体するときに上部の構造体にも振動が伝わり、構造体が落下することも考えられるので補強することにした。

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【単管パイプの上部】
手元にあるパイプ長が3mか2m。3mでは長いので2mを使って構造体を支えるために、足りない長さを束の廃材で補い下部のジャッキベースの下にも石臼を置いて固定した。

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【単管パイプの下部】
できてしまうとなんてことのない絵だが、上部を持ったまま下部のジャッキベースを回して固定するだけが大変な作業。
梯子を上ってパイプ上部に束を置いて、梯子を下りてジャッキベースを回すと束が落ちてくる。

そんなことを繰り返しながらなんとかできた。
工夫をすればもっと簡単にできるだろうけれど、まぁ今日はこんなもんで。

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水回りの配置計画

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【現地平面図】
昨日は水道設備の業者さんと水回りの打合せを行った。

話を聞いて下さったのはニシカワ水道(福崎町)の西川社長だ。

以前から給排水設備については物件購入時に給水管の補修でお世話になった業者さんに連絡を取っていたが、お忙しいのか古民家改修という特殊な現場で敬遠されているのかがわからないが、なかなか話が進まず、今回の段取りとなった。

ニシカワ水道さんはこれまでにも古民家改修に関わられていて、そのあたりの特殊性にも詳しいので話しが早かった。

14時に待ち合わせ場所に着き、事前に用意した水回り設備を現地平面図に落とし込んだCADデータを印刷したものを広げ打ち合わせに入った。

排水関係についてはこれまで色々と調べてきたので説明が理解できたが、給水関係については塩ビ管を使い地中を這わすものと思っていたら、メーターから建物までは塩ビ管を埋設し、建物内部に引き込んでからはポリブデン管と言うものを使い壁や梁に沿って這わすと言われた。

この方法だと後々の分岐や追加も比較的容易に行えるとのことだ。

また、ポリブデン管は埋設しないので後々のメンテナンスも容易だ。

ただ、配管がむき出しというのも何なので、カバーする等の工夫が必要だ。

排水管については最初は北側と東側にL字に埋設しようと考えたが、東側一本に集中させるようにし、作業工数を減らすようにした。

さらに、排水管の埋設は最終公共枡までの勾配を確保する必要があるので掘削は小型重機で行うが、給水管の埋設については管の上200㎜あれば良いとのことなので、掘削はこちらでやってみることにした。

他にもこれまで関わってこられた古民家改修にまつわる話もお聞きしたりで2時間があっという間に過ぎた。

こんな細かい見積の調整の相談に乗ってくれる業者さんはなかなか見つからないだろう。

今回の工事範囲はトイレとキッチンシンク一カ所だが、後々の水周りの設備の配置を考慮して排水路の施工はしておくことにした。

さぁ、まずは現状の風呂場の解体を始めないとな。

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水の如く

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【離れの屋根】
「水の如く」人生そう言う風に生きていきたいと思うようになってから久しい。

水は高いところから低いところに流れる。屋根はその自然の流れに逆らって水の流れを止めて流れの向きを変える。

自然の流れに逆らってはいるが、瓦はしっかりと受け止めて速やかに下に流している。

自然の流れへの影響は極力最小限に留めている。

川の流れはどうだ。護岸は整備され流れはせき止められ、蓋をして上が道路になったりしている。

自然の流れに逆らうのは最小限が良い。それは十分思い知らされているはずだ。

山に降った雨が大地のミネラル分を含みながら川を流れ海に注がれる。

そしてまた雨になって山野に降り注ぐ。

とうとうと流れる水の流れ。人も水のようでありたい。

水の如く。

史上に名を残す黒田官兵衛もそうありたいと願い晩年如水と名乗った。

私もそれにあやかりたくて如水庵と名付けたい。

如水庵プロジェクトはまだ流れ始めたばかり。

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建具の細工

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【板戸の戸車】
古民家を改修していると木製の様々な細工が見つかる。

板戸の戸車も金属ではなく木製だ。いたるところに蟻害があるのに、この戸車は被害を受けていない。

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【同じ板戸の戸締まりの細工】
こちらもよく見かける細工。この板戸も面白いのでどこかで再利用したい。

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【玄関の板戸の鍵穴】
これは鍵穴はあるが開ける金具が見当たらない。

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【鍵穴の裏側】
裏側はこんな感じなので構造的に部品がそろっていない気がする。

これらの細工もこの建物が解体されてしまうとただの産業廃棄物の山に埋もれてしまうことになる。

少しでも良い、かけられでも良い、次の時代に残せたらと思う。

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【修理済みの建具】
そんなことを考えていると昨日の織田建具店さんから建具の修理が完成したとの連絡があった。

早速、建具を元の位置に納めた。

この離れやっぱりできるだけ元の姿に近い状態で保存したい。

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