北側二間の大引きの施工

今日も大工さんが入ってくれて、作業の経過の画像を送ってくれた。

作業をやりながらの撮影は手間がかかるので、大変申し訳ないけど、手順や要領を理解するのに大変役に立つ。

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【北側二間の雨漏り】
木村棟梁が現場についてすぐにやってくれた作業が、雨漏りを受けることだったようだ。これも大変申し訳ない。

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【神棚と押入前】
まずは先週末の作業の続きから。大引きの上面とスタイロの上面がきれいに揃っており、スタイロとスタイロの継ぎ目にも隙間がない。

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【基準墨出しの確認】
北側の二間は鴨居や梁を基準に柱を入れ替えたので、大引の矩形が悪く基準墨を出し正方形に修正する必要があったとのことだ。

この辺りが古民家改修ならではの面倒な作業なんだろう。

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【大引きを受ける大入れ仕口】
先日、大引きと大引きの仕口について尋ねたので、今回、段階を追った画像を撮影してくれた。

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大引きと大引きがどれだけ掛かっているかがよくわかる。

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【丸鋸とスタイロ切断専用刃】
スタイロの切断も丸鋸でされているが、刃が専用のものだ。

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【スタイロの切断】
二枚重ねで切断されているようだ。

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【切断されたスタイロ】
ここまでが今日の作業で、明日は根太と断熱材のスタイロの施工になるのだろう。

木村棟梁お疲れ様でした。

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雑は雑なりに頑張って書き続けてみるんで、良かったらまた見てやって下さい。

刃物研ぎ用の砥石

刃物研ぎのワークショップ参加や、個人授業をせっかく受けたので、引き続き自分で刃物を研げるように、砥石の類を揃えてみました。

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【揃えた砥石】
左から、金盤と金剛砂#1000、中砥#1000同じものを2つ、右端が仕上げ用の砥石#6000。

中砥は同じものをこまめにすり合わせて砥石の平面を維持するように使います。

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【収納ケース、砥石台、ダイヤモンド砥石】
木製の台は収納ケースに合わせて自作です。

ケースの中には先日もらった治具

これだけあれば刃物研ぎはできそうです。後は練習あるのみ。

研ぐ刃物はこれまで買ったりもらったりした鑿。

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【鑿袋に入れた手持ちの鑿】
とりあえず3分から1寸まで揃ったので、研いで使っていきながら追加したり入れ替えたりしていこうと思う。

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【油引き、椿油と手持ち顕微鏡】
研いだ刃物は椿油を塗っておくそうなので、椿油と油引きを用意した。

右端の手持ち顕微鏡は、研いだ刃先の仕上がりを確認するためのもので、倍率は40倍。フィールドに持ち出しても面白いものだ。

さぁ、練習練習。

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北側の二間の防湿土間シートを敷く作業

今日は、大工さんが明日作業ができるように、できることをやっていくことにした。

時々小雨まじりの空模様だが、そんなことは言ってられない。

まずは雨が大粒になる前に、コーナンProさんに行き、大工さんから連絡があった資材の仕入れを行い、
借りた軽トラをコーナンProさんまで返却してから現場に戻り、作業開始だ。

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【北側の二間】
まずはこちらの二間に置いている資材を片付けて、木屑などを掃いて整地をした。

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【整地後の北側の二間】
これで防湿土間シートを敷く作業ができる。土間シートを敷く作業は、一人でやるのはなかなか容易ではなかったが、作業も2回目となると少しは要領が掴めてきた。

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【ピンコロで端を押さえたシート】
端を押さえてくれる人がいなければ、周りにあるものを使えば良い。

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【シートの反対の端の切断】
こちらの端の切断には、木材を下敷きに使う。シートを切断したら二つ折りになっているので広げていく。

1列目のシートを敷き終わると2列目のシートを敷いていくが、重なり部分を150㎜以上確保する。

今回は2列目のシートが北側の端を越えるので、端に合わせて敷いたので150㎜以上重なっている。

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【防湿土間シートを敷いた後】
30分程度で敷き終えた。前回よりは上手く敷けたかもしれない。(自己満足)

夕方まで時間があるので、鋼製束も取り付けていくことにした。

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【鋼製束取り付け後】
この作業を前回やったときは、例のご夫妻が来てくれていたので、一人作業は初だ。

まぁ、なんとなくやれた。
ところが、鋼製束を大引きに取り付けるビスを購入しておいたんだが、どうもこのビスは種類が違うようだ。とにかくインパクトでねじ込んでおいたが大丈夫かなぁ。

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【南側の床の上に置いた資材】
夕方が近づいた頃に昨日出来上がった南側の床の上に置いた資材を眺めていて気が付いた。

大引き用の材料が足りない。

で、慌ててコーナンProさんに車を走らせた。これで、昨日から今日にかけて軽トラを借りるのは三度目になる。段取りが悪いなぁ。反省。

なんとか時間ギリギリで、大引き用の桧のKD材一等、90㎜角の3mを現場に運んで、今日の作業は終了。

鋼製束の高さを調整して、ナットを締めて固定する作業ができなかった。

木村棟梁、ごめんなさい。

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根太、断熱材、下地合板の施工

今日の午前中は私用で現場に行けなかったが、昨日の棟梁が続けて入ってくれていた。

「できるだけDIYで古民家改修」を掲げて始めたので、大引きの施工後の床張り作業は自分でと考えていたが、大工さんの作業場所の確保の為に一連の作業を継続でやってくれた。

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【作業台の現状】
実際のところ、棟梁が現在設置している作業台の周りをゆったりと回ることができない状況で、これでは作業効率が悪い。

で、今回はキッチンエリアに設置された、この作業台で作業は行われた。

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【羽子板付沓石が追加された押入下】
まずは、押入下に羽子板付沓石が追加されて、下がっていた押入部分が補強された。

次は根太と断熱材の施工だ。

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【断熱材が入れられた根太間】
断熱材の施工は見た目ほど容易ではなさそうだ。根太と断熱材との間に隙間を作らないように施工しなければならない。

棟梁の説明では、根太を等間隔に打ち付けた後に、間に断熱材を入れていく施工方法では隙間を作らないことは容易ではないとのことだ。

そこで、根太を打ち付けた後、打ち付けた根太に断熱材を押し付けながら次の根太を打ちつけ、これを繰り返す施工方法を行ったとのことだ。

それから、根太は45㎜角で断熱材は30㎜厚。この15㎜の差については次の写真の様に断熱材を支える釘が根太に打ち付けられていた。

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【釘が打ち付けられた根太】
この釘が断熱材の支えとなって断熱材の上面と根太の上面の高さが一致している。

次は下地材の針葉樹構造用合板の施工だ。

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【構造用合板の施工中】
構造用合板は短辺方向の継ぎ目が隣の列の継ぎ目と一致しないように施工されている。

こうすれば、下地材の面の捻れが発生しにくくなるとのことだ。

作業のちょっとした手間が、施工後の構造の強度や精度に関わってくる。

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【作業中の棟梁】
側にいて話しかけるのも申し訳ないぐらい黙々と作業をされている。

来週も続けて何日か入ってくれるとのことなので、私は次の作業のための資材の購入の為に、いつものホームセンターさんを往復した。

それから気になっていた、大引きと大引きをΤ字に組んでいる箇所について聞いてみた。

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【大引きを上から掛ける仕口】
大引きを受ける側の大引きの切りかきは、5分(約15㎜)だけ掛かるようになっているとのことだ。

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【下から見た継ぎ手】
鋼製束の受け金具を避けながら大引きに掛かっている。

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【下から見た中央の柱】
ついでに、中央の柱の下部を下から見てみた。断熱材の厚さ調整のための薄い板が大引きの上にのせてある。

やはりこれだけの作業を休日ごとに自分でやっていては春が過ぎて夏が来そうだ。

明日は北側の二間に防湿土間シートを敷こう。

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南側二間の大引きが入った

今日は久しぶりに大工さんが入ってくれた。昨年、主な柱の根継ぎをしてくれた二人の棟梁のうちのお一人だ。

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【玄関土間から見た二間】
流石に本職の方が入ると作業が速い。土間シートは波打っていて歩きにくいし、ピンコロ石は大引きが入る位置にあるかどうか怪しいしで、面倒な作業だったと思うが、大引きが入って鋼製束まできちんと取り付けてある。

ただ、こちらの神棚から押入までの下部は古い丸太の大引きのままで、この辺りについては棟梁も手こずったとのことだ。

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【神棚の下部】

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【押入の下部】
丸太の大引きが角材に置き換えられている。

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【神棚から押入までの下部】
さらに、この一辺に根太がかかるところがないので、仮筋交いに使用していた木材を横に一本通して固定してある。

これでこちらの二間に根太を取り付ける準備が整ったところだろうか。

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トイレの仮設引き戸の設置

今日も天気が良さそうなので朝から現場に出かけようとしていたところ、スマホにメッセージが入った。

昨年手伝いに来ていただいていたご夫妻が、移住の準備の間をぬって来てくれるとの連絡だった。

で、現場でお会いし、近況報告をお聞きしながら北の倉庫の北側に防草シートを張る作業を一緒にやった。

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【防草シートを張り終えた倉庫の北側】
人手があると作業が速い。いつもの一人作業だとこうはいかない。

速く作業が終わったので次の作業はとなって、思いつきでトイレの引き戸を仮設で良いので設置したいと切り出すと、ご主人が受けてくれた。

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【計画を練るご主人】
昼食後、さっそく材料を最寄りのホームセンターに仕入れに行き、現場に戻るといつものようにご主人が黙考を始めた。

自分ならいきなり適当に材料を切断して、現場合わせで組み上げていくが、メモ用紙に図を書きながらサイズを確認していかれた。

そこでいよいよ作業を開始したが、あれだけ慎重に確認されてもやはり現場は古民家。思うようには作業は進まない。

それでも流石だ。あの手この手で作業を進めて、自分で頭に描いていた以上のものが出来上がった。

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【トイレの外から見た引き戸】

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【トイレの中から見た引き戸】
母屋の壁の中に埋もれていた引き戸に吊り金具を固定して、仮設した枠の上部にレールを取り付けて吊り金具の車をのせた。

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【トイレの中から見た引き戸】
縦枠と引き戸との隙間もなく上手く納まった。左右の縦枠の足元の引き戸の内側を横材で固定して、引き戸の振れ止めにした。

材料購入後2時間程度で完成。お見事。

我々が引き戸と格闘している間に奥様が庭の草木の整理をしてくれていた。

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【母屋の前庭】
こちらの作業も今日予定していたので、本当に有り難い。春がそこまでやってきているので、この時期に少しでも前進できたのは本当に助かった。

なので、今日は予定していた作業の他にトイレの仮設引き戸の設置ができた。いや、引き戸の設置が主な作業になった。

本当にご夫妻には感謝だ。

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防草シート張り作業 続き

今日は先週の防草シート張り作業の続きをやろうと現場に出かけた。

ところがまたも空から雨粒が・・・。またか。と思ったけど、太陽が高くなると汗ばむような陽気になってきた。

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【西の倉庫の北側】
シートの端の方は固定用のピンが打ち込めない箇所が多かったので、結局スレートを置いて押さえることにした。まぁこれで全面を覆うことができた。

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【北の倉庫の北側】
次はこちらのエリア。ところが上の写真の左端にある袋(トンバッグ)。中には解体した瓦礫が入っており、この袋を置いたまま袋を避けてシートを張るのも何だかなぁ。

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【トンバッグを移動させた後】
で、袋の中身を出して袋を移動させた。さらにシートを張るエリアの凸凹を整地して今日の作業は終了。

明日はこのエリアに防草シートを張るぞ。

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