【自作生ごみ堆肥化装置】
10年以上前の話しで、明石高専の平石教授が考案された装置を真似て自作した装置。
ゴミ箱の底にパンチングメタルの様に穴をあけて、断熱材で囲った木製の箱の中に4つ並べて入れただけ。上部は透明の波板を貼った片流れの屋根で蓋ができ、木製の箱に底はない。
1日1回程度、廃棄する生ごみにぬかを混ぜる。
生ごみをできるだけ細かくしながら混ぜる。
容器の中の堆肥を一度出す。
生ごみにぬかを混ぜたものを加えて混ぜる。
全て混ざったものを容器に戻す。明日は隣の容器の堆肥に混ぜる。これの繰り返し。毎回、全ての容器の堆肥はゴルフクラブのシャフトの様な硬い棒を突き刺してグルグル回す。
堆肥に突き刺しているものは温度計。発酵が進むと60℃以上になる。この熱で生ごみの水分が蒸発し堆肥の下から上へと抜けていく。
堆肥の中に発生した虫もこの熱で死ぬ。匂いも特にしない。容器が一巡したら堆肥の中に生ごみはない。
風の強い冬場は容器内の温度が上がらず、処理が進まなくなり使用しなくなったままで現在は放置されているが、古民家のように土間や作業小屋があれば屋内で利用すれば冬季も十分に処理が可能。
古民家での生ごみ処理の準備は完璧なんだかなぁ。