太陽熱温水器の撤去

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【北の倉庫の上の太陽熱温水器
この北の倉庫は解体して駐車スペースにするつもりだが、以前から屋根の上の太陽熱温水器をどうするか困っていた。

これを昨日、神崎郡神河町大山の薪釜パン工房「丸藤」さんが下ろしてくれた。

ユニック等の重機が必要だと考えていたが、丸藤さんは手際よく地下足袋に履き替えて腕に手っ甲をして頭にタオルを巻きつけると、梯子で屋根の上に上がられた。
しばらく段取りを考えられていたと思うと、温水器本体にロープを掛けて、そのロープを反対側の道路に停めた軽トラックの荷台に固定し、ロープをゆっくりと緩めながら温水器本体を屋根の下の方にずり下ろしていった。

下ろした温水器本体は下から見た感じよりも大きく、軽トラックの荷台に幅方向を立てて載せると奥行き方向が後ろに300mmほどはみ出した。

結局、ユニックが必要だと考えていた作業は丸藤さんが一人でロープと梯子と脚立を利用して下ろしてしまった。

もちろん危険な作業なので誰でも真似ができるものではない。丸藤さんの神河町の店舗は朽ちかけた古民家を再生したものだが、この再生作業もほとんどご自分でやられている。

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【丸藤さんの店舗】*丸藤さんのFacebookより
右奥に見えるのが薪釜の煙突。
店内ではランチやコーヒーもいただける。

さらに、丸藤さんに当方の古民家を見ていただくのは初めてだったので、丸藤さんならどうやって改修するかを敷地内を案内しながらお聞きした。

丸藤さんの貴重な時間をいただいて、私は貴重な体験をすることができた。

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【温水器の撤去後】
なので、屋根の上がスッキリ。

これで解体作業の準備が加速しそうだ。

それも大変うれしいことなんだが、この古民家改修に自分以外の人間が関わってくれることは思いのほか嬉しい。

特に身内以外の方が関わってくれた事は、これまでも涙がでるくらいうれしい出来事だった。

いつかそういう方々に集まっていただいて美味いもんを食べられる日がくる事を夢見ている。


こんな雑なブログを最後まで読んでいただき有り難う御座います。
雑は雑なりに頑張って書き続けてみるんで、良かったらまた見てやって下さい。