施主施工の古民家改修現場を見学

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【改修現場その1】
佐用町で木々に埋もれて危険な建築物になっていた古民家を施主さん自らの手で再生されている現場を見てきた。

施主さんは左官業が本職で、補修や改修作業もされるとのこと。
全くの素人ではないので参考にはならないかもしれないが、室内は床がはられただけでまだまだ改修途上。
しかし、ここにもう住まわれているとの事だ。

これまで綺麗にリノベーションされて完成した古民家しか見てこなかったが、こんなんで良いんや、目から鱗の現場だった。

また、歩いてすぐのところに清流がある素晴らしいロケーション。
建物は直せばいいけど、このロケーションはお金をかけても後からは手に入れられない。

何も完成なんてどんなに先でも良いんや。こうやって人が訪ねてきたときに座って話しができるスペースさへあれば、改修談義で盛り上がれる。

モデルハウスを作るわけじゃないんだから。

このお宅の少し南側に見えるトタン屋根の古民家も改修中と言うことで案内してもらった。

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【改修現場その2】
今日は週末なので3連休を利用して泊まり込みで改修作業に来られていた。

こちらは電気工事が本職の方で、かなりこだわって屋根のトタンを塗装されていた。
8ヶ月ぐらいの作業でえらそうに言えない。なんと6年かけてケレン作業から錆止め塗装、仕上げ塗装とされていた。

足場もアルミの梯子を改造して専用の足場を制作されて作業をされたとの事だ。

構造は私のそれと同様の様だが、キチンとした道具に仕上がっていた。

傷んでいた柱も自分でジャッキアップして根継ぎをされたとの事。

まだここには住まわれていないので、週末ご夫婦で通っての改修作業。まだまだ先が長そうだが作業そのものを楽しんでおられる姿は勇気付けられる。

屋根の塗装が一段落して次に何にかかるかを考えるときに、ある道しるべを見てきたような気がする。


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雑は雑なりに頑張って書き続けてみるんで、良かったらまた見てやって下さい。