水盛り管による不同沈下の測定

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【自作した水盛り管】
主な柱の蟻害のひどさはわかっているが、柱の不同沈下がどの程度かは確認したことがなかった。

プロの方なら当然レーザー測定器で確認するのだろうが、まずは水盛り管を自作してみた。

2lのペットボトルに内径9mmの透明ホース10mを接着剤で固定して、そのペットボトルを小型の三脚にぶら下げて準備完了。

ペットボトルに水を入れてホース内に気泡がないことを確認。
一度に母屋全体を測定しようとホースを長くしたが、10mもあるとこれが大変。6mぐらいにしておけば良かった。

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【ホース内の水位をマーク】
各柱に養生テープを貼って、ホースの先端の水位をマークしていく。

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【大黒柱の沈下も測定】
テープにマークした位置から差し鴨居の下端までの距離を確認してみると、やはり一番下がっているのがこの大黒柱。

それでも10mm以内の沈下のようだ。

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【土間部分の測定】
ペットボトルを土間に移動して同様に測定していった。

こちらは各開口部の敷居の上端部からの距離を確認してみたが、ほぼ10mm以内に納まっていそうだ。

もっとも10mm以内と言うのが良いのか悪いのかはわからないが、自分の感覚では意外とましだな。

これでも測量士補の資格持ってるんだが、現場経験0だとこんなもんだ。

次は各柱の傾き具合を確認しようと思う。

こんな雑なブログを最後まで読んでいただき有り難う御座います。
雑は雑なりに頑張って書き続けてみるんで、良かったらまた見てやって下さい。