【屋根の塗装中】
古民家再生ブログの野人さんのブログに今年の目標の達成状況がアップされていた。
そう言えば自分も野人さんの真似をして年頭に10項目の目標を立てていたが、改めて整理するまでもなく結果ははかばかしくない。
以下がその目標と実績だ。
(1)トタン屋根の塗装を完了させる。
これは2016年の11月から8ヶ月かけてなんとか完成させることができた。
この作業の大変さから改修計画の甘さを実感させられることとなった。
(2)離れとの接続部位を解体する。
これについては、(3)の東南のトイレ部分と合わせ8月、9月の数日プロの方々数人に加わってもらって屋根と柱を残した状態まで解体した。
屋根と柱を残したのは、残す建物側との取り合い部分の処理が必要になるので、それについては残す側の建物に手を入れるときにやることにしたからだ。
(3)東南のトイレ部分を解体する。
(2)(3)を合わせて解体作業の手順が少し学べたような気がした。
(4)下屋根の瓦を下ろす。
下屋根の改修計画が今のところ一番の課題になっている。
構造体に手を入れるので、やはり本職にお願いするしかないと思うが、それがなかなか踏み切れないでいる。
そのため、下屋根の劣化は進む一方。雨漏り対策に張っているブルーシートの張り直し作業を繰り返すのみとなった。
来年はなんとか進めたい作業だ。
(5)柱の不同沈下の修正と根継ぎ。
これも(4)と一体の作業だが、これについては一つだけこだわりがある。主要な柱だけで良いので伝統的な継ぎ方で柱の根継ぎをやりたいと考えている。
実はこのこだわりが作業の進捗を遅らせている原因の一つだ。
(6)下屋根の下地の補修と補強。
(7)下屋根を葺く。
(4)(5)の作業が進まないのでこれらの作業も当然進まない。
(8)北東の進入口の拡張。
これについては、(9)の作業を進めるために行う予定をしていたので(9)の作業を保留にしているため手を着けていない。
(9)北東の倉庫の解体。
母屋の工事にかかる前に作業スペースと車両の進入スペースを確保するために計画していたが、母屋の工事が本格化しなかったことと、もともと各建物内にあった物の保管や資材の保管場所として利用しているため、今のところ積極的に進めてはいない。
ただ、床がなく柱がむき出しの建物は意外と蟻害がなく、外観よりは保ちそうな気がしている。
(10)母屋の床下の防湿コンクリート。
これも構造体の工事が完了してから行う工事なので未完だが、コンクリートを打つことそのものに慎重になっている。
各部分の解体を進める度に、コンクリートを打ってある場所の解体の手間と、出てきたコンクリートのガラの処分に費用がかかることを考えると将来にわたってそこに打つことが適切がどうか、他に変わる資材はないかを常に考えるようになった。
恐れ多くも野人さんに負けずと10項目。
しかも、素人だけではできない作業がズラッと並んだと1年前に記載したとおり、プロに依頼する作業のところで躊躇しているのが現状だ。
今年の後半は自分自身のメンテナンスを実施することになったため、作業の進捗にブレーキがかかったといいわけじみたことを書いてしまうが、年明け早々にはここを乗り越えるための決断をする必要がある。
こんな雑なブログを最後まで読んでいただき有り難う御座います。
雑は雑なりに頑張って書き続けてみるんで、良かったらまた見てやって下さい