土塀の補修のワークショップに参加

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築地塀
今日は福崎の登録文化財ルネサンス旧小國家の土塀の瓦の葺き直しワークショップに参加した。

ご指導が姫路の表瓦株式会社の代表、表さんで、一度お会いしてみたいと思っていた方だったと言うことと、これまで古民家改修現場は色々見てきたが、土塀の改修現場を見ることができるのは、この旧小國家ぐらいなので、当方の現場の宿題をおいといて福崎に向かった。

ここは以前、土塀の壁塗りワークショップに参加させてもらってから時々来させてもらっているが、来る度に改修が進んでいる。

これほどの規模の土地屋敷なので当方の現場より大変だと思うが、改修を継続されている所有者の方に敬意を評したい。

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【午前中の作業後の塀】
ご指導の表さんを始め数人の職人さんも参加されていたのでさすがに作業がはかどった。2時間ほどの作業で1間強の塀の瓦の葺き替え作業の棟の部分を残して完了した。

残念ながら当方の現場も気になるので、昼食後小國家をあとにした。

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【棟まで葺き終わった土塀】

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【土壁の塗り直し後の土塀】
とにかく広大なお屋敷の土塀なので、同時に土塀の改修過程を見ることができる。

棟の部分の作業を見られなかったのは残念だが、職人の方々の作業手順を見られたことや、職人の方々の腰の道具類を見られたことは十分な収穫だった。

で、当方の現場に戻って屋根の上の作業を予定していたが、今日の日中の日差しは気力を萎えさせるのに十分だった。

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【屋内に放置していた自作の三間梯子】
屋内の座敷だけがまだ片づいてなかったので、まずは片付けることにした。

8ヶ月の間塗装作業の相棒だった三間梯子を屋内から引きずり出し、収納時に二分割できるようにしたボルトを外して屋内に移動。

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【分割した梯子と同級生梯子】

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【押入の中の五月人形
またまた出てくる元の主の遺産。

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【富山の薬箱】
中には薬ではなく半紙と小冊子が数冊。この地域の歴史が確認できそうだが、ゆっくり読んでもいられない。

まだまだやることが盛り沢山だ。

こんな雑なブログを最後まで読んでいただき有り難う御座います。
雑は雑なりに頑張って書き続けてみるんで、良かったらまた見てやって下さい。