風呂場の解体作業 その2

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【ステンレス浴槽】
今日は貴重な休日なのに朝から雨。しかも、降りは徐々に強くなっている。

今、最重要作業は、風呂場の浴槽を引きずり出し、風呂場内をGLまで下げる事だ。

屋内作業なので雨天でもやれないことはないのだけれど、作業服から道具まで全てがドロドロになってしまい、次週来たときには腰袋はカビだらけ、道具はサビだらけで閉口する。

でも今日はやらないと。少しずつでもやらないと終わらない。

浴槽の上2枚ぐらいのところでタイルの目地を切って、浴槽を洗い場の方に移動させて引きずり出す計画で洗い場のタイルをはがす作業をやり始めたが、先日のニシカワ水道さんからの助言で、浴槽の裏側の壁を解体して、そちらから引きずり出す事にした。

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【浴槽の裏側】
さぁまずはこの壁。防水紙にラス網にモルタルを塗った壁。この程度なら400gのハンマーでたたき落とせる。

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【防水紙の下地の板】
次はこの板。これはバールを使って力付くで引き剥がす。

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【古い土壁】
板をはがした後は土壁。壁土は板をはがす時にかなり落ちたし、木舞竹の横方向は引っ張れば外せたが、縦方向が残ってしまった。

この縦方向の木舞竹を上部で切断したいが、手鋸では時間がかかるので手元にあった小回りの利きそうな金属切断用のグラインダーで切り落としていった。

ここで重大なミスに気づく。
グラインダーを使用したことが大きな間違いだった。

グラインダーを止めた後にどこからともなく煙が出てきた。

どこから出てるか探す間もなく気がついた。グラインダーを使って火を起こした様なもんだと言うことに。

慌てて散水ホースで壁と、落とした廃材に目一杯散水した。

おそらく壁土の中の藁に火が着いたのだろう。
土壁の近くでは摩擦熱を発する工具は御法度だ。

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【浴槽側の壁の下地】
散水後に下の廃材も雨が打ち付ける外に放り出した。これで大丈夫だろう。

次はさっきまでの逆で、まずは下地の板をバールで強引に引き剥がす。

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【浴槽側のモルタル壁】
これもハンマーで叩き落とす。

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【浴槽の断熱材】
とうとう浴槽を見ることができた。
ここからは風呂場内に回って、タイルの目地を切ってからタイルを落とす作業が必要だが、ダイヤモンドカッターに集塵用のパーツを取り付けていないので、作業はここまでとした。

次週に続く。

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【浴槽の下側】
そうそう、ニシカワ水道の松田さんが言われたように、浴槽の下はモルタルで施工した大きな流し台になっており、上に置いてある浴槽から出た排水は、この流し台を経由して排水路に流れるようになっていた。

こんな雑なブログを最後まで読んでいただき有り難う御座います。
雑は雑なりに頑張って書き続けてみるんで、良かったらまた見てやって下さい。