沓石の再設置作業

2019.05.25

午前中は別件があって、現場に着いたのは11時頃。着いてすぐに雨戸を開けたりしていると、古民家再生協会でお世話になった土地家屋調査士さんが現場をのぞきに来てくれた。

そう言えば、この現場を使って古民家鑑定の講習会を開催してもらって以来だ。久しぶりの現場だが目に見えて変化しているのは本職の方々に入ってもらったところと、次々と作業に付き合ってくれた方々とやったところだけだ。

土地家屋調査士さんが帰られた後にやり始めた作業が、先週設置した沓石の設置位置の確認。どうも自信がなかったので、以前ご夫婦で作業に付き合っていただいていた建築士の方にレーザー墨出し器の使い方を聞いたので、そのやり方で設置位置の確認をした。f:id:dark-eyes-owlet:20190526171731j:image

【設置したレーザー墨出し器】

素人はレーザー墨出し器をポンと置いたら一発で設置位置がわかると考えてしまうが、建築士さんに聞いた内容は、水糸や下げ振りを組み合わせて位置を決めていく。

そう言えば、一緒に作業をしているときもそうやられていた。ちゃんと覚えとかなあかんなぁ。

大工さんが新たに設置した3本の柱から一定の距離だけ離した位置に水糸を張り、そのライン上にレーザー墨出し器を置いて、水糸のラインと直角のレーザーライン上に棟梁からの指示だけの距離に中央の沓石が設置されていることを確認できた。

次に中央の沓石から左右の沓石までの距離が指示通りであることも確認。

ところが、3個の沓石を結ぶラインが最初の水糸のラインと平行ではなかった。中央の沓石を中心に時計回りに15㎜程度回転していた。これでは棟梁にできましたとは言えないので、設置し直すことにした。f:id:dark-eyes-owlet:20190526173319j:image

【はつり機で外した沓石】

久しぶりのはつり機の登場だが、沓石は簡単にはずれた。それはそれで不安になる。f:id:dark-eyes-owlet:20190526173954j:image

【設置し直した沓石】

基準になる水糸と指示通りに離して平行に張った水糸に合わせて左右の沓石を設置し直した。

今度は大丈夫だろう。

今日は作業中に西川水道の西川さんと藤浦さんも来てくれた。作業をお願いしてないときにも気にかけてくれて本当に有難い。

他にも織田建具さんにも来てもらったが、こちらはまた別の機会に書こう。

こんな雑なブログを最後まで読んでいただき有り難う御座います。
雑は雑なりに頑張って書き続けてみるんで、良かったらまた見てやって下さい。