棟梁が来てくれた

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【北側の軒下】

久しぶりに棟梁が来てくれた。

棟梁は現場に着くなりあちこちを見回りながら、一つ一つ何かを確認しているようだ。

まずはこの母屋の北側の軒桁の補修が最優先だ。

そして棟梁から出された一つ目の課題が、この面の軒先の野地板を外し、軒先から残っている横架材の手前ぐらいで垂木を切断しておくこと。

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【キッチンエリアの東側の壁下地】

こちらの壁下地は柱も含めて上の構造体の荷重が掛かっていないので、次の課題はこれらを全て解体しておくこと。

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【キッチンエリアの北側】

さらにこちらは、アルミサッシを再利用できるように取り外し、こちらも壁の下地を解体する。

解体後は、現状ある礎石を利用して、礎石のない部分はコンクリートブロックで補って、型枠を組んでコンクリートで一体化しておく。室内側には膨らんでも良いが、外部側には壁下地面を超えて膨らまないように。(雨仕舞いを考慮)

合わせて、通気口を一カ所、ブロック1個分を開けておく。

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【縁側の端の柱】

さらにさらに、縁側の端の部分の横架材を解体しているので、横架材を入れてみるかって棟梁から言われた。

外して保管してある戻す予定の建具の高さを測って、鴨居の下からその長さ(5尺8寸)分だけ下に印を付けて、そこから仕上げの床の厚さ(5分)、下地合板の厚さ(4分)と下げた位置が横架材の天になるようにと、横架材の固定方法まで説明をしてくれた。

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【上の画像の柱と向き合う室内側の柱】

丁寧な説明を聞いているとなんかできそうな気がしてきた。

ところがこの面の柱3本の通りが直線になっていない。そう、柱が転んでいる。

「こりゃ、ジャッキアップして柱を起こさんといかんなぁ。」

やっぱりここは棟梁にお願いすることになった。

ただ、今後建具を戻したり、壁面を再生する時の納まりの考え方を教わったような気がする。

さてさて、次に棟梁は年明けの1月中旬頃に来てくれるそうなので、それまでに課題がどこまでできるかなぁ。

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