新設の柱の基礎工事

先日、棟梁の作業中に邪魔をした時にキッチンエリアの拡張の為に新たに柱を立てることにしたので、今日はその作業をやろうと現場に出かけた。

現場に着いて玄関を開けると、なんと踏み台の下地ができている。
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【玄関から見た土間】

さらに、土間に入るとキッチンエリアの大引きも窓も入っていた。

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【キッチンエリアの大引き】

屋内の作業がかなり進んでいた。

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【キッチンエリア側から見た屋内】

できれば作業を見たかった。

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【大黒柱と横架材】

こんな箇所の納まりがどうなっているのか、作業中の見学ができるとある程度理解できるのだが。

棟梁の作業は後からでも可能な限り観察して図面に残しておくつもりだ。

で、今日の作業はこちら。

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【キッチンエリア東側の梁】

キッチンエリアを広げると共に、この梁の下に柱を新設して補強も兼ねることにした。

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【梁の北側】

梁のこちら側が乗った柱の芯と、

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【梁の南側】

こちら側が乗った柱の芯を結ぶ線を地面に落とし、その線上に柱の基礎にする沓石を設置する。

レーザー墨出し器でラインを決めたら、そのライン上に水糸を張った。

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【土間に張った水糸】

この水糸を目印にして沓石を設置する為の穴を掘った。

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【掘って出てきたガス管】

古民家は掘るといろんなものが出てくる。

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【梁と鉦方向の位置決め】

ここの沓石は西側の柱と同じ線上に設置したいので、レーザー墨出し器で鉦方向に柱があることを確認。

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【通りを確認する柱】

この柱のラインと梁のラインで沓石の設置ラインを決めた。

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【仮設置した沓石】

位置が決まればコンクリートを練って沓石を固定していく。

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【レーザー墨出し器の水平ライン】

沓石の高さはレーザーの水平ラインで決める。

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【コンクリートで埋めた沓石周り】

位置と高さが決まったら、沓石の周りをコンクリートで埋めて固定する。

今回はかなり精度が上がったと思うけどなぁ。

コンクリートが少し余ったので、使うところを考えた。

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【踏み台の横架材の下】

こちらの奥の横架材の下にはサイコロ石もないので、残ったコンクリートを部分的に平らに置いておいた。

この上に鋼束を設置して横架材を支えておけば良いだろう。

実は、これらの作業を行う前に屋根の上のブルーシートのズレや剥がれを直すために、脚立を延ばしてハシゴ状にして屋根の上に上がったが、脚立のロックをかけ忘れたために、降りるときにハシゴに足をかけた途端ハシゴが折れ曲がり、2mぐらいの軒先から地面に意図せず飛び降りる羽目になった。

簡単に言うと屋根から落ちた。

こんな事故は慣れた頃に起きるもので、今のところ背中が痛いぐらいで大事に至っていないようだが、初心に戻って注意したいものだ。

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【身代わりに折れた脚立の足】

背中が痛いまま、ハツリ機やコンクリート攪拌機を使うのはなかなか辛かった。

屋根も早く何とかせんといかんなぁ。

こんな雑なブログを最後まで読んでいただき有り難う御座います。
雑は雑なりに頑張って書き続けてみるんで、良かったらまた見てやって下さい。