屋内の床下地作りは一段落したので、屋根の隅木の辺りの作業に使う材料の準備を始める。
【広小舞と仕上げ野地】
以前、寺本棟梁が北側の屋根の下地を作ったときに使った広小舞を手本に、自分でも作ってみることにした。
【手本の広小舞】
この広小舞、厚さ24㎜、幅が右端の実の先端までが100㎜。現場にある一番サイズが近い材料が、仮筋交いに使っていた厚さ30㎜、幅105㎜の杉材。
これを広小舞のサイズにしていくのが今日の作業。
【削り台の上の材料】
まずは幅105㎜を100㎜まで電気鉋で削っていく。材料をどうやって固定するかが大事だということはこれまでに学んだので、このことに時間をかけた。
実は、最初に丸鋸で5㎜を切り落とすことを試みたが、切り口に丸鋸の刃の跡が残るので鉋に変えた。
【ノギスで計測】
材料の端から端まで100㎜にするのは難しいが、ほぼ100㎜にはなった。
3m前後の長さの材料3本の作業が済んだ。
【自動鉋盤と材料】
次は厚さを30㎜から24㎜にする作業。これも電気鉋でできなくはないが、端から端まで同じ厚さに揃えるのは腕がついていかない。
なので、自動鉋盤を用意した。次から次と道具が増える。それだけやれる作業も増えてくるが、高価な道具を現場に置いておけないので、作業の度に運んでセットして、作業が終わったら片付けてにかなりの手間が生じる。
ただ、良い道具は仕事を助けてくれる。
【左が材料で右が手本】
ほぼ厚さが24㎜になった。自動鉋盤の凄いところは、端から端までほぼ厚さが揃う。
【下が材料で上が手本】
幅も100㎜の手本と揃った。後は実の部分の細工になるが、これも材料の固定方法を考えるところからなので、今日は時間切れ。
なんせ、3mほどの材料1本を24㎜厚にするのに1時間もかかってしまった。
道具を片づけ、鉋屑を集めて、向かったところはコーナンProさん。
【コーナンProさんの1.5t車】
昨日、時間切れで購入できなかった構造用合板。9㎜厚が8枚と、12㎜厚が16枚。これらも屋根の材料だ。
材料が全て揃ったら寺本棟梁に連絡ができるので頑張らないと。
こんな雑なブログを最後まで読んでいただき有り難う御座います。
雑は雑なりに頑張って書き続けてみるんで、良かったらまた見てやって下さい。