今日は古民家再生日記において記憶に残る一日になった。
事の起こりは知り合いの紹介で、撤去して欲しいと言われている移動型の囲炉裏を受け取りに愛車で豊岡に向かった。
受け取る囲炉裏の大きさが一辺1,400㎜なので愛車には乗らず、その知り合いから軽トラを借りての搬送作業だ。
豊岡で知り合いと合流し、搬出先のお宅に向かい、囲炉裏本体と、自在鉤、五徳、鉄瓶等一式を軽トラに載せ、豊岡を出発したところまでは予定通りだった。
軽トラに乗った直後は慣れないマニュアル車のチェンジ操作に手惑いながら播但道に乗り、朝来SAでトイレ休憩をしたところぐらいには操作も慣れてきたが、SAを出発した頃からアクセルを踏んだ割りには進みが悪い印象を感じるようになり、生野を越えた辺りで上りが辛くなってきた。このまま高速を走り続けると後続車に迷惑になるので次の出口で高速を降りることにした。
【神崎南料金所】
料金所で高速料金を支払い、通過した直後にアクセルを踏んでもエンジン音が高くなるだけで車は進まなくなった。なんとか路肩まで移動させて停止させた。
知り合いに連絡し、状況を伝えると搬送車の手配をしてくれたので到着を待つことにした。
料金所を通過した直後だったのが不幸中の幸いで、同乗していたうちのが近隣の(と言っても徒歩10分)コンビニで飲み物とおにぎりを買ってきてくれたので腹ごしらえをしながら救いの神を待った。
【到着した搬送車】
真夏の真っ昼間の炎天下で待つことになったが、知り合いの手配から到着までがことのほかスムーズで助かった。連絡が付かなかったら途方に暮れるところだった。
対応してくれた豊岡市の西村モータースさん暑い中、本当に有り難う御座いました。
さぁ、ここから予定外の旅が始まった。
最寄りの駅の寺前駅で和田山行きを待ち、16:04寺前駅を出発した。
【車窓からの風景】
いつも但馬までは愛車で行くので、播但線からの景色は新鮮だった。単線なので駅で通過列車を待ったりする時間も気持ちをリラックスさせてくれる。いや、そう思えるようになってきたのかも。
【JR山陰線和田山駅】
16:51着和田山駅で16:54発の山陰線に乗り換え、豊岡方面に向かった。和田山駅で車窓から見える景色の中に煉瓦作りの建物が見えた。確か、以前この建物が解体されると言う書き込みをSNSで見たことがある。
屋根は抜け落ちてはいるが、煉瓦の壁や窓枠の造形は面白い。利活用しようとする人が現れると良いのだが。
その後、到着駅まで迎えに来てくれた知人宅で夕食までいただき、愛車にて帰路についた。
今日一日、様々な人に迷惑を掛けて助けてもらって、完遂できた事は囲炉裏の搬出だけで、現場まで運ぶ予定だった囲炉裏は軽トラと一緒に修理工場。
双六で言うと5つ進んで7つ戻って振り出しって感じ。
本当に普段できない経験ができた。お世話になった皆さん有り難う御座いました。
搬出した囲炉裏についてはまた後日現場にて。
こんな雑なブログを最後まで読んでいただき有り難う御座います。
雑は雑なりに頑張って書き続けてみるんで、良かったらまた見てやって下さい。