草刈り作業と課題の残り

今日は本妻宅の方のメンテナンス作業(網戸の網の交換)があるので、午前中だけ現場に行くことにした。

現場に着くとまずは草刈り作業を開始。この時期は一週間もあれば十分に成長するので、週末にしか来ない場合は草刈り作業から始めるのは必至。

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【これでも草刈り後】

相変わらず代わり映えがしない。

草刈り作業が終わると、コウモリ避けのミントの葉をぶら下げている網の袋を下ろし、中の乾燥したミントの葉を新しい葉に交換する等の諸々の作業を片付けていった。

で、ふと鴨居を見ると、取り外した天井の下地材が付いたままになっている。

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【軒桁補修作業範囲の鴨居】

そう言えばこう言う作業の邪魔になるものも取り外しといてと棟梁に言われていたのを思い出した。

すぐに数種類のバールとハンマーを手に、脚立に上がって下地材を取り外した。

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【下地材を取り外した鴨居】

こんなもんでええやろか。

後は現場の清掃をして、拙宅に戻って網戸の網の交換をやることにしよう。

こんな雑なブログを最後まで読んでいただき有り難う御座います。 
雑は雑なりに頑張って書き続けてみるんで、良かったらまた見てやって下さい。 

 

姫路文学館の見学

今日は姫路文学館で開催されている「いきものだいすき!薮内正幸の動物画展」を観に行った。

実はフロイデさんのご子息が動物画を書かれるので、フロイデさんとご子息と3人で鑑賞することにした。

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【姫路文学館 北館】

駐車場に車を駐めると展示室のある北館へ向かった。1991年安藤忠雄氏設計だ。そんな前からあったとは知らなかった。

展示室内は撮影禁止なので画像はないが、期待通りの展示内容で、薮内氏の道具の展示や、鳥の絵の作画過程がデッサンから完成までを6枚の絵で展示してあったのは面白かった。

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【記念撮影場所 南館1階】

展示室内が撮影禁止だったので、こちらに撮影できる場所が設けてあり、薮内氏作画の絵本も設置してあった。この南館も1996年安藤忠雄氏設計だ。

南館には姫路ゆかりの司馬遼太郎記念室もあり、こちらを一巡してから、今日の最後の目的の望景亭に向かった。

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【望景亭】

こちらは姫路の実業家濱本氏の別邸として建てられたものの一部で、現在は文学館の施設の一つとして利用されている。

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【元の建物から移築された楝門】

楝門をくぐって少し行くと、立派な唐破風の玄関がある。

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【玄関の唐破風】

もちろん、玄関内部も立派なことは言うまでもない。さらに廊下を進むと、絵が描かれた板戸が次々と現れてくる。f:id:dark-eyes-owlet:20190608213436j:image

【竹、流水】

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【さつき、山吹、滝】

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【山桜、流水】

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【鶏、白梅】

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【孔雀、牡丹】

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【紅葉、清水、菊】

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【四十畳の和室の回り廊下】

和室や床の間も当然立派だが、廊下から望む中庭も良い。

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【中庭】

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【襖の引き手】

こちらの引き手は磁器製で、網代の天井等、室内のそこかしこに趣向がこらしてある。

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【四十畳の和室の照明】

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【茶室の周囲の土間】

木製の建具はやっぱり良い。

当然のことながらこんな立派な建物は望めないが、雰囲気をわずかでも味わえる建物にしたいなぁ。

今日はなかなか良いものを鑑賞ができた。

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土間の内装壁を落とす作業


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【国登録文化財旧小國家】

今日の午前中は久しぶりに福崎町の旧小國家に行った。ここは元大庄屋の建物だけあっていつ見ても立派だ。

以前、ワークショップに少しだけ参加させていただいた土塀も綺麗に仕上がっていた。

そして現場に戻り、軽く昼食をとってから今日予定していた作業で玄関前に穴を掘り始めたが思ったように掘れない。

この穴掘りができなければ予定の作業ができない。

そうこうしているとフロイデさんがスコップを持参でやってきてくれた。

二人でこのまま穴を掘り続けるかどうか考えた結果、別の作業をやることにした。

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【延長した単管パイプ足場】

作業範囲がわかったので、まずは画像の手前1mほど単管パイプ足場を延長した。

続けて、土間の内装壁を落とす作業をやることにした。

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【土間の東側の壁】

こちらの壁は屋根の加重がかかる壁だが、画像左下の部分に引き戸が隠されており、画像中央にあるであろう柱の腐朽状況を確認したいので、表面の綿壁を下地の石膏ボードごと落とすことにした。

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【あらわになった引き戸】

何十年ぶりかで現れた引き戸。建具が深呼吸をしているようだ。

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【あらわになった土間東側壁面】

心配していた中央の柱もたいした腐朽はなく補修は必要なさそうだ。

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【壁面内から出てきた時刻表】

古民家改修をしていると壁内や床下等から様々な印刷物や書き物が出てくる。これもまた面白い。

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インパクト用のビット


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インパクト用のビット】

以前から苦労していたインパクトドライバー使用時にネジの頭の溝がなめてしまう件について、SNS上でいただいたコメントに、インパクトに付属ビットより別途購入したものの方が良いとあったので、例によってAmazonで購入しておいたものを今日使用した。

中には、つまるところ腕によるとのコメントもあったが、とりあえず腕は直ぐにはどうにもならないので、わずかな金額で何となる方だけでも手を打った訳だがビットの溝への食い付きが違う。

これはやってみて良かったかも。

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モルタル壁の解体作業

今日もフロイデさんが付き合ってくれるので、一日ガッツリ作業をやることにし、朝からフロイデさんと現場に出かけた。f:id:dark-eyes-owlet:20190526175541j:image

【北側のモルタル壁】

作業はこちらのモルタル壁の解体作業。これも棟梁からの課題。上部が補修する軒桁を巻き込んでいるので解体が必要だ。f:id:dark-eyes-owlet:20190526175906j:image

モルタル壁の解体後】

フロイデさんと二人でバールとハンマーを使って一気に落とした。手作業なので二人作業は効率が上がる。f:id:dark-eyes-owlet:20190526180138j:image

【落ちたモルタルの片づけ後】

片づけ作業も手作業。これも高効率なので有難い。

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【室内の土壁を落とすフロイデさん】

どんどん作業が進むので、次は室内の土壁を落とす。この壁の上に梁がのっていて、軒桁にのったところが蟻害と腐朽で補修が必要なので、梁の周りの土壁を落としておく。f:id:dark-eyes-owlet:20190526185452j:image

【綺麗に編まれた木舞竹】

土の中からは綺麗な木舞竹が出てきた。このまま荒壁からやり直せそうだ。f:id:dark-eyes-owlet:20190526185723j:image

【作業に絡む土壁を落とした後】

作業前に室内にはブルーシートを敷いていたが、それでも土や煤が室内に飛び散り大変な状況になった。

それをフロイデさんが箒で掃いて掃除機で仕上げる念の入れよう。本当に有難い。

その間にこちらはモルタル壁の下地がむき出しになった箇所をブルーシートで塞いでおく作業がやれた。

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【塞いだブルーシート】

こんな所も二人作業の強みだ。本当に有難いことにうちの現場に付き合ってくれる方々はこれまでも指示待ち族ではなく、考えて次の作業をやってくれる方々ばかりだ。

これで棟梁からの課題がコンプリート。だと思う。

棟梁に連絡しようっと。

あっそうそう、今日は途中で先日からうちで廃材や剪定枝の処理をしてくれている後輩がのぞきに来てくれた。

先日、うちで作ったスウェーデントーチも上手くいったみたいで、燃焼中の画像を見せてもらった。

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【燃焼中のスウェーデントーチ】

彼ら三人組は燃焼処理班に任命だ。

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沓石の再設置作業

2019.05.25

午前中は別件があって、現場に着いたのは11時頃。着いてすぐに雨戸を開けたりしていると、古民家再生協会でお世話になった土地家屋調査士さんが現場をのぞきに来てくれた。

そう言えば、この現場を使って古民家鑑定の講習会を開催してもらって以来だ。久しぶりの現場だが目に見えて変化しているのは本職の方々に入ってもらったところと、次々と作業に付き合ってくれた方々とやったところだけだ。

土地家屋調査士さんが帰られた後にやり始めた作業が、先週設置した沓石の設置位置の確認。どうも自信がなかったので、以前ご夫婦で作業に付き合っていただいていた建築士の方にレーザー墨出し器の使い方を聞いたので、そのやり方で設置位置の確認をした。f:id:dark-eyes-owlet:20190526171731j:image

【設置したレーザー墨出し器】

素人はレーザー墨出し器をポンと置いたら一発で設置位置がわかると考えてしまうが、建築士さんに聞いた内容は、水糸や下げ振りを組み合わせて位置を決めていく。

そう言えば、一緒に作業をしているときもそうやられていた。ちゃんと覚えとかなあかんなぁ。

大工さんが新たに設置した3本の柱から一定の距離だけ離した位置に水糸を張り、そのライン上にレーザー墨出し器を置いて、水糸のラインと直角のレーザーライン上に棟梁からの指示だけの距離に中央の沓石が設置されていることを確認できた。

次に中央の沓石から左右の沓石までの距離が指示通りであることも確認。

ところが、3個の沓石を結ぶラインが最初の水糸のラインと平行ではなかった。中央の沓石を中心に時計回りに15㎜程度回転していた。これでは棟梁にできましたとは言えないので、設置し直すことにした。f:id:dark-eyes-owlet:20190526173319j:image

【はつり機で外した沓石】

久しぶりのはつり機の登場だが、沓石は簡単にはずれた。それはそれで不安になる。f:id:dark-eyes-owlet:20190526173954j:image

【設置し直した沓石】

基準になる水糸と指示通りに離して平行に張った水糸に合わせて左右の沓石を設置し直した。

今度は大丈夫だろう。

今日は作業中に西川水道の西川さんと藤浦さんも来てくれた。作業をお願いしてないときにも気にかけてくれて本当に有難い。

他にも織田建具さんにも来てもらったが、こちらはまた別の機会に書こう。

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北側開口部の沓石設置 続き

今日は午後からフロイデさんが来てくれたので、沓石設置作業をやることにした。

先週やり始めた作業だが、棟梁に聞いた通りにやったつもりが、位置関係がどうも違う。

そこで棟梁に連絡して内容を再度確認したら、既存の柱の下部で計測したのが間違いだった。

以前も聞いていたが、柱の上部、鴨居の位置で計測する必要があった。

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【レーザー墨出し器の確認】
で、まずは墨出し器の精度確認から。下げ振りを使いレーザー光が下げ振りの糸と重なっていることで垂直の確認をし、墨出し器を90°回転させて鉦の確認をした。

さぁ、いよいよ沓石設置場所にレーザー墨出し器を置くんだが、やっぱりどこに置くのが正解なのかわからない。

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【沓石間に置いたレーザー墨出し器】
とりあえず西側の沓石と中央の沓石の間に置いてみたが、内側の柱から970㎜とする柱とレーザー墨出し器との間にもう一本柱があり、レーザーが通らない。

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【中央新設の柱から970㎜に仮置きした沓石】
この沓石を基準にして左右に1760㎜の位置に沓石を設置。

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【中央と左右に置いた沓石】
とりあえずこれで合ってるような気がするがなぁ。

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【固定した沓石】
それで、残ったコンクリートで沓石の周りを固定。

やっぱりレーザー墨出し器の使い方がわからない。わからないなりに沓石を設置してしまった。後は棟梁に何とかしてもらおう。

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