かぐつち二号の着火練習

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【直筒を追加した煙突】
昨日に引き続き今日もいつものご夫妻に来てもらった。

昨日、かぐつち二号を設置して薪を投入して着火までさせたが、薪を追加投入してもしばらくすると火が消えてしまう。

そこで今日は煙突を高くしてみたり、いろいろと試行錯誤してみることにした。

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【固定した押入下の沓石】
ただ、その前にコンクリートを練って、沓石や束石を固定する作業を片付けた。

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【固定した縁側の束石3個】
縁側中央の沓石も固定でき、その両側の束石もコンクリートで固定できた。

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【火を入れたかぐつち二号】
そしていよいよかぐつち二号の着火練習をやることにした。

まずはトップの写真の様に直筒を1本追加し、900㎜程度高くした。

ところが結果は変わらず、バーントンネル(燃焼室からヒートライザーへのトンネル)内の薪が燃え尽きると燃焼室内の薪が燃えることなく消えてしまう。

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【昨日と同じ高さの煙突】
さすが建築士のご主人だ、薪に火がつく前に探求心に火がついてしまった。

燃料の投入方法を変えて燃焼の様子を観察されている。

そこで、煙突の高さを元に戻して、バーントンネル内での燃やし方を工夫することになった。

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【バーントンネル内の炎】
着火時にバーントンネルの奥の方で着火し、炎がすぐにヒートライザーの垂直部分に吸い込まれるようにし、徐々にバーントンネルの手前の方に炎を導いて燃焼室内の薪に着火させると上手くいくことが確認されたようだ。

ただ、着火初期には団扇で空気を送り込んでやる必要があり、小型のブロワの様なものがあれば良いとのことだ。

ところがバーントンネル内の薪が燃え尽きると、やはり燃焼室内の薪の炎も消えてしまう。

これは奥が深そうだ。

燃焼室内の灰はある程度残した状態で使用すると聞いていたので、燃焼室内灰が溜まるまでは、薪を置く台のようなものを燃焼室内に置き、その上に薪を置いてみるのはどうだろう。

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【燃焼室内に置いた煉瓦】
そこで燃焼室内に耐火煉瓦ではないが普通の煉瓦を置いてみた。この上に薪を置いて燃焼させると、燃焼室内の薪の炎もスムーズにバーントンネル内に引き込まれるのではと考えた。

まぁ、今日はこの辺にして次回に楽しみは残しておくことにした。

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【草が刈られた玄関前】
ご主人とかぐつち二号で遊んでいる間に奥さんは黙々と手鎌で庭の草刈りをしてくれていた。これも本当に有り難いなぁ。

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雑は雑なりに頑張って書き続けてみるんで、良かったらまた見てやって下さい。

薪ストーブ(かぐつち二号)の設置

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【丹後ロケットストーブかぐつち二号】
今日はいつものご夫妻が来てくれるので、9月に納品してもらっていた丹後ロケットストーブ、かぐつち二号の設置をやることにした。

実はストーブのパーツが、先日から入ってもらっている大工さんの作業の邪魔になりそうなことも気になっていたし、煙突の設置も自分で考えているほど容易ではなさそうなので、いつものご夫妻に来ていただけるのを待っていた感はある。

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【壁を貫通した煙突】
やっぱりこの日を待ってて良かった。
煙突工事をなめていた。

この薪ストーブは他の薪ストーブと違ってシングル煙突で良く、ホームセンターで部材が購入できるが、直筒の長さがが900㎜と450㎜の二種類しかなく、その二種類の組み合わせで高さと長さを調整できると思っていたのが甘かった。

煙突を通すために壁に穴をあけるのだが、壁には下地に桟が入っており、その桟をかわしたり、利用したりと、一人ではとてもやれない作業を黙々とやってもらった。

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【外部の煙突】
作業すること3時間。一人でやっていたらめがね板も既存の壁に直接ビスで固定するだけだったと思うが、めがねの板の大きさに合わせて壁の裏に桟木を入れてかっちりと組んでもらった。

煙突の長さは結局グラインダーで切断し調整してちょうど良い位置に固定してある。

グラインダーの使い方も手慣れたもんだ。

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【燃焼室奥のバーントンネル】
組み上がるとすぐに周りの廃材を集めてストーブ内に入れ、ちょうど大工さんの作業後の鉋クズがあったので、それを着火材にして火を入れた。

で、トップの写真のように木材に火がつき、薪ストーブらしい炎になった。

あぁ、今日もこのご夫妻に助けてもらったから、ここまで来れた。

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大工さんの作業 二日目

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【4部屋の中心の柱】
今日も大工さんが入ってくれた。
無理をお願いして現場作業中の写真を送ってもらったので、アップすることにした。

部屋の中心の柱周り4ヶ所にジャッキが入っている。

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【仏間の横の柱】
こちらの柱は柱自体が弓なりになっており、どこを基準に修正するか親方も頭を抱えていた場所だ。

横に仮の柱で支えが入れてある。

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【解体した押入の箇所の柱】
こちらは先週の土曜日に礎石周りを固めた所で、新しい柱に交換されている。

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【大引きが入れられた柱間】
そして2本の柱間に90㎜角の大引きが入れられている。

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【北側1列の中心の柱】
羽子板付き沓石に新しい柱を入れ、両側の柱とつなぐ大引きを入れるための作業をやられている。

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【キッチンとの境の新しい柱】
この柱の上には太い梁が乗っているが、軒先に近い部分の腐朽が酷かったので、腐朽部分をかわしてこの柱が入ったので安心だ。

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【柱3本間に入れられた大引き】
そして、3本の柱が大引きでつなげられたので、ここも構造的に頑丈になった。

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【縁側の中心の柱】
この柱を中心に両側に大引きが入れられた。

先日、寺本親方が言われていたように外側の柱から修正・交換して、それらの柱間が大引きで結合された。

1日でこれだけの作業をこなしていただけて、本当に有り難い。

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礎石の固定作業

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【固定した押入の下の礎石】
今日は午前中から素敵な方々にお会いできる場所に出かけていたので、昨日に続き作業は昼からになった。

まずは、昨日型枠を組み立ててコンクリートを打った礎石周りの型枠を外した。

この作業も三カ所目になるとそこそこ格好が付いてきた。

この柱は新しい柱に交換するとのことだ。

次は、その外した型枠を別の礎石の周りで組み立てる。

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【縁側の中心の柱の下の礎石周り】
こちらはこの間、寺本親方が腐朽した下部を切り落とし、羽子板付きの沓石を入れて垂直と高さを修正してくれたところだ。

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【練り樽で練った50㍑のコンクリート
今日もコンクリートを50㍑練ったが、きちんと練ったつもりでも樽の底の方に砂が固まったままになっている。

意識して撹拌したんだけどなぁ。

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【型枠内に流し込んだコンクリート
50㍑もあればこの型枠内に流し込んだ後、束石を一カ所固定するぐらいは残るだろうと思っていたが、50㍑全て入ってしまい、そればかりか、本当は羽子板付き沓石の上面まで入れるはずが届かなかった。

これもまた追加でコンクリートを入れる必要がありそうだが、時間も18時を過ぎ外はすっかり暗くなってしまったので、今日もこの辺で道具を洗い作業を終えることにした。

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礎石・束石周りの固定作業

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【先週打った礎石周りのコンクリート
今日は午前中は別件で、現場には午後2時から入った。

日没時間が早くなっているので、予定している大工さんからの課題の作業を順次やっていく。

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【改造した型枠】
これまで使用してきた型枠では型枠の大きさで型の大きさが決まっていたので、ちょっと改造して型の大きさを可変できるように改造した。

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【設置位置を修正した束石】
大引きと直角方向にも一直線に並べる必要がある列の束石を一度掘り起こし、下部に付いた土を洗い落として、位置を修正して設置した。

レーザー墨出し機が大活躍と言いたいところだが、今一つ使いこなせていない。

写真で見る限りほぼ一直線になっている。

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【位置を修正した束石】
写真の奥の二つの束石は手前から奥へと大引き方向にも一直線になっていないといけないので、水糸を張って位置を確認した。

今日もコンクリートを50㍑程度練り樽で練ったが、撹拌機が良い仕事をしてくれた。

コンクリート練りに使った道具を洗って時間は18時。外もすっかり暗くなっている。気候が良くなると日照時間が短くなる。これからは作業灯がかかせなくなる。

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大工さんの作業開始

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【奥の押入の解体後】
今日はお願いしていた大工さんの作業初日。

寺本建築(佐用町)の寺本親方が現場に入ってくれた。

本当は朝から現場に出かけたかったが、平日なのでそうも行かず、午後半休で現場に着いたのは14時を過ぎていた。

現場に着いて屋内に入ると親方が一人で作業をされていた。

なんと、この週末に予定していた奥の押入解体作業が完了していた。

いただいた課題だったのにグズグズしてたから申し訳ない事になってしまった。

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【下部を切断して羽子板付き沓石を入れた柱】
さらに、腐朽部分を切断し羽子板付き沓石を入れて高さと垂直の修正作業が柱1本完了していた。
柱周り3ヶ所をジャッキアップしての作業だったそうだ。

そしてこの沓石を下の礎石ごとコンクリートで固める課題をいただいた。

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【継ぎ足す柱の継ぎ手仕囗】
そして現場には継ぎ足す柱の準備もしてあった。

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【柱を追加する位置】
こちらは梁を支えるために柱を追加するので、羽子板付き沓石を設置しておくようにと設置位置も印してくれた。

実はこれまで大黒柱と部屋の中心の柱の礎石の固定を優先してきたが、部屋の周りの柱から修正して固定していくそうだ。

中心部の太い柱の傾きを修正しようとすると周囲の細い柱の方に力がかかるので、それらの細い柱を先に修正・補強していくそうだ。

さらに周囲の柱の修正後に、それらの柱周りの大引きも入れると柱をよりいっそう補強できるとのことだ。

作業順序にも意味があるんだなぁ。

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【束石の並び】
これまで設置していた束石は大引方向に一直線になるのを意識して設置していたが、こちらの束石については部屋と廊下の境目になるので、大引と直交する方向にも一直線にする必要があった。

見れば、手前から4個目と5個目の位置を修正する必要がありそうだ。

これが次の課題。

寺本親方を紹介して下さった方が言われてたが、親方は本当に仕事が速い。

この週末は課題を頑張らないと親方の手を止めてしまうなぁ。

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柱の礎石を固定する作業

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【組んだ型枠とかくはん機】
今日は4つの部屋の真ん中の柱の礎石周りをコンクリ一トで固める作業をやることにした。

先々週の大黒柱周りの礎石の固定にトロ舟4杯分のコンクリートが必要だった。

あれを一人で練るのは厳しいので、写真のかくはん機(UM22V HIKOKI)と練り樽(75l リス)を購入しておいた。

型枠はいつものご夫妻のご主人が準備をしてくれていたので、現場に着いてから型枠の組み立ては容易だった。

さぁ、いよいよかくはん機の試運転だと言うタイミングで、西川水道の西川社長が来てくれた。

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【かくはん機の使用中】
かくはん機を購入してみたものの現場で使用するのはもちろん始めて。

これまで何処かで見てきたものを見真似で使うしかないかと考えていたところに西川社長が現れて、かくはん機の使い方や要領を事細かく教えてくれた。

トロ舟で手練りするときは、砂にセメントを入れ、から練りをした後に水を加えて練り、続いてバラスを入れながら練り上げていた。

ところがかくはん機を使用して練るときは、まず砂と水をかくはん機で混ぜて泥状にしたところにバラスも加えて撹拌し、最後にセメントを加えて練り上げる。

これまでトロ舟で2回練っていた量を一回で練れてしまった。

かくはん機の回転に負けないようにしっかりと撹拌機を固定し、かくはん機で発生する渦に材料を巻き込ませるように練り、膝を屈伸してかくはん機を上下させる。

これなら一人で作業するときでも、かなりの量を練ることができそうだ。

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【コンクリートを入れた礎石周り】
先週、大黒柱の礎石周りにコンクリートを追加したときに、側面がボコボコ(業界ではマメと言うらしい)になったのはコンクリートを流し込んだ後にするひと手間が不十分だったからだ。

今回、西川社長に型枠の側面を軽くたたいておくことを聞いた。ちょうどシフォンケーキを作るとき、型に生地を入れた後に型の側面をたたいて生地の中の大きな泡を抜く作業と同じだ。

一通り作業が終わりかけたとき、西川社長は道具を洗い出した。かくはん機や練り樽に付着したコンクリートの材料を丁寧に洗い落としていった。

良い職人は道具を大事にする。本当に西川社長には多くのことを学ばせてもらえる。

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【コルゲート被覆のポリブデン管】
西川社長から課題ももらった。
給水管として使うポリブデン管の被覆が写真のような青色なので、屋内をはわせるときに目立たないような色に塗っておくと言うことだ。

塗装は何とかできるとして、難しいのは塗装直後に塗料が乾くまでの間、ポリブデン管をどうしておくかと言うことだ。

なんか良い案はないかなぁ。

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【奥の押入の上部】
実は大工さんから連絡があり、次の火曜日から作業に入ってくれると言うことなので、今日の午後は土間周りの片付けと、大工さんからの課題の一つ、奥の押入の解体を始めてみた。

と言っても今日はさほど時間も残り少ないので、押入の襖戸を撤去した後、押入上部の土壁をたたいて壁土を一部落としてみた。

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【土壁を一部落とした壁】
壁をたたくと壁全体が前後に揺れている。これなら木舞竹の周囲を切断し、壁一枚一気に落とせそうだ。

次回現場に来るときは竹を切断するノコギリを用意しよう。

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