柱の礎石を固定する作業

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【組んだ型枠とかくはん機】
今日は4つの部屋の真ん中の柱の礎石周りをコンクリ一トで固める作業をやることにした。

先々週の大黒柱周りの礎石の固定にトロ舟4杯分のコンクリートが必要だった。

あれを一人で練るのは厳しいので、写真のかくはん機(UM22V HIKOKI)と練り樽(75l リス)を購入しておいた。

型枠はいつものご夫妻のご主人が準備をしてくれていたので、現場に着いてから型枠の組み立ては容易だった。

さぁ、いよいよかくはん機の試運転だと言うタイミングで、西川水道の西川社長が来てくれた。

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【かくはん機の使用中】
かくはん機を購入してみたものの現場で使用するのはもちろん始めて。

これまで何処かで見てきたものを見真似で使うしかないかと考えていたところに西川社長が現れて、かくはん機の使い方や要領を事細かく教えてくれた。

トロ舟で手練りするときは、砂にセメントを入れ、から練りをした後に水を加えて練り、続いてバラスを入れながら練り上げていた。

ところがかくはん機を使用して練るときは、まず砂と水をかくはん機で混ぜて泥状にしたところにバラスも加えて撹拌し、最後にセメントを加えて練り上げる。

これまでトロ舟で2回練っていた量を一回で練れてしまった。

かくはん機の回転に負けないようにしっかりと撹拌機を固定し、かくはん機で発生する渦に材料を巻き込ませるように練り、膝を屈伸してかくはん機を上下させる。

これなら一人で作業するときでも、かなりの量を練ることができそうだ。

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【コンクリートを入れた礎石周り】
先週、大黒柱の礎石周りにコンクリートを追加したときに、側面がボコボコ(業界ではマメと言うらしい)になったのはコンクリートを流し込んだ後にするひと手間が不十分だったからだ。

今回、西川社長に型枠の側面を軽くたたいておくことを聞いた。ちょうどシフォンケーキを作るとき、型に生地を入れた後に型の側面をたたいて生地の中の大きな泡を抜く作業と同じだ。

一通り作業が終わりかけたとき、西川社長は道具を洗い出した。かくはん機や練り樽に付着したコンクリートの材料を丁寧に洗い落としていった。

良い職人は道具を大事にする。本当に西川社長には多くのことを学ばせてもらえる。

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【コルゲート被覆のポリブデン管】
西川社長から課題ももらった。
給水管として使うポリブデン管の被覆が写真のような青色なので、屋内をはわせるときに目立たないような色に塗っておくと言うことだ。

塗装は何とかできるとして、難しいのは塗装直後に塗料が乾くまでの間、ポリブデン管をどうしておくかと言うことだ。

なんか良い案はないかなぁ。

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【奥の押入の上部】
実は大工さんから連絡があり、次の火曜日から作業に入ってくれると言うことなので、今日の午後は土間周りの片付けと、大工さんからの課題の一つ、奥の押入の解体を始めてみた。

と言っても今日はさほど時間も残り少ないので、押入の襖戸を撤去した後、押入上部の土壁をたたいて壁土を一部落としてみた。

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【土壁を一部落とした壁】
壁をたたくと壁全体が前後に揺れている。これなら木舞竹の周囲を切断し、壁一枚一気に落とせそうだ。

次回現場に来るときは竹を切断するノコギリを用意しよう。

こんな雑なブログを最後まで読んでいただき有り難う御座います。
雑は雑なりに頑張って書き続けてみるんで、良かったらまた見てやって下さい。