竹中大工道具館で刃研ぎ教室

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竹中大工道具館
いつ見ても落ち着いた雰囲気の入口。

鉋の刃やノミの刃なんて、ホームセンターで購入してきたらそのまま使い始めて、切れ味が悪くなっても使い続ける。

なので刃研ぎなんてやったことがない。

以前も申し込んだが、希望者多数で受けられなかった竹中大工道具館の教室が、今回は受講できた。

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【刃研ぎの道具】
右から#6000仕上げ、#1000中砥、砥石を置く台、#220荒研ぎ用、他には写真にないけど砥石の面を出すためのダイヤモンド砥石。

参加者は男性ばかりで9人。
普段から刃研ぎをされてる方と、時々されてる方がほとんどで、刃研ぎなんて始めてってのは自分ぐらい。
他の人は持参している道具も凄い。
こっちは中学時代の技術家庭科で使った道具を工具箱から引きずり出してきた。

講師の先生は宮大工の方が午前中はお一人で、午後からは木工作家の方がお手伝いで加わった。

最初は砥石の説明からと、研ぎ方の概略を聞いた。
その後それぞれ手持ちのノミや鉋を研ぎ始める。

持参したものはノミ2本と鉋一つ(一つって言うのか?)。
説明の時に使われたのが鉋だったので、鉋を研ぐことにする。

ところがこの鉋、工具箱の底に埋もれていたせいか、刃がかけている。
講師にこんな場合はどうするのか聞いてみたら、グラインダーで研ぐところからと言うことで、グライダーで研ぐのをしてもらった。
さぁやっと研ぎ始める事ができる。

まずは裏押しから。
金盤の上に研磨剤をまいて鉋刃を横に持って刃先の方を研いでいくが、ただ、どこがどうなったら良いのかがわからない。
その後も中砥、仕上げ砥石と順に刃を縦に持って研ぎ進めるが、やはり研ぎ終わりがわからない。
さらに、刃の角度を28度に研ぎたいのだが刃と砥石との角度を一定に固定できない。

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【裏出し作業】
やはり鉋の刃の造りがおかしいらしく、刃がねじれているとかで、少し裏出しをしてもらった。

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【今日の成果】
とりあえず刃が付いたので台に入れて木を削ってみる。
講師の方が鉋台も台直し鉋で直してくれたが、木が削れない。
どうやら刃の角度が固定できなくて丸く削られているので刃先が木にあたらないようだ。
と言ったところで今日は時間切れ。

本当に難しい。

やはり鉋は替え刃式だな。

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神戸ルミナリエ
今日はルミナリエの最終日。
帰りに元町に戻って光の回廊を通って帰ることにした。

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【東公園】

こんな雑なブログを最後まで読んでいただき有り難う御座います。
雑は雑なりに頑張って書き続けてみるんで、良かったらまた見てやって下さい。