大黒柱周りの解体作業

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【元台所側から見た大黒柱周り】
今日は朝から雨模様だが、屋内作業ならできるだろうし、雨天だからこそできる雨漏り確認のために現場に出かけた。

雨漏り確認については先に書いたので、大黒柱周りの解体作業について記載する。

大工さんに主な柱の補修に入ってもらうまでに、それぞれの柱の周りをできるだけ開けた状態にしておこうと考えた。

こちらは台所側の新建材が張り付けてあった下地で、まずはこいつから解体することにした。

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【台所側の壁の下地の解体後】
例によって、バールと手鋸とハンマーでの解体作業。馴れたもんだ。

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【同じ箇所の土間側】
反対側からも解体作業開始。こちらは塗り壁で下地は耐火の石膏ボード。

あれ? 台所側は新建材だけだったのに、反対じゃねぇ。

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【板戸様の物】
何故だか中には板戸様のものがあり、釘で固定してある。
しかしよく見ると、固定してある釘を抜いたところで、この板は右にも左にも、もちろん上下にも動かない。
何でこんなところに板戸が入れてあるんだ??
本当に古民家は理解不能なものが時々出てくる。

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【上がり框の下から出てきたもの】
それからこんなものも出てくる。
元の主は和服を好み、和裁、生け花をたしなんでいたであろうと思われるものが沢山出てくる。
今となっては懐かしいジャスコで買ったスリッパは別だ。昔の人は買ったものを使わずに大事に仕舞っている。これが高度経済成長を支えてきたんだな。

それ以外は解説不能

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【土間側から見た大黒柱周り】
とりあえず手に負えそうな所は解体した。
この上がり框だが、手前の引き戸の枠にあたる部分は縦材と横材の接合部はきちんと継ぎ手で組まれており、なかなか解体作業が厄介だ。この土間の細工をした大工さんはキチンとした方だったんだろう。

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【台所側から見た大黒柱周り】
上がり框の一枚板を切断せずに一枚丸ごと取り外したいんだけど難しい。

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【座敷側から見た大黒柱周り】
こちらから見ると蟻害の状況がよくわかる。
写真右下あたりの束がなぜか束石がなく、その束を上がって大引きから板戸の敷居を伝って大黒柱へと蟻道が続いているのが確認できる。

ここにも原因と結果がある。

こんな雑なブログを最後まで読んでいただき有り難う御座います。
雑は雑なりに頑張って書き続けてみるんで、良かったらまた見てやって下さい。