先週ぐらいからしゃがむと左膝が痛いので、昨日は湿布を貼って作業をせずに様子を見ることにした。
【膝に貼った湿布薬】
昨日の昼、作業の途中でたまに昼をいただきに行っていた加西市玉野町の吉祥さんに久しぶりに寄ってみた。
吉祥さんの大将は和食の職人さんで、カウンター席から料理の手順を見ているのも面白い。
お勘定を済ませて席を離れるときに、大将が、無理はしたらあかんけど、あきらめんと続けやって声を掛けられた。
最近、体調不良で気持ちが負けそうになっていたので、なんか心に響いた。
【膝のサポーター】
今朝も心弾ませて現場に出かけるといった感じではなかったが、今日も現場に行かないとこのまま遠のいてしまいそうなので、左膝にサポーターをして、とにかく現場に向かった。
【三間ハシゴの連結部】
もう6年以上前になるが、古民家再成を本格的に始めようとして、最初にやったのが三間ハシゴの製作だった。
まともな道具も手元にないし、材料の購入もホームセンターぐらいしか知らなかった状況で、母屋の棟の上に登るためのハシゴ作りだ。
なんとか探し出した材料の長さが3mなので、連結して6mにする必要があった。必要十分な強度を保ちつつ、可能な限り軽いものを作る必要があった。
今日は初心を思い出そうと、この三間ハシゴを久しぶりに組み立てて屋根に上げてみようと思った。
【連結したハシゴ】
可能な限り軽くしたつもりだが、6mの長さのハシゴを屋根に上げるのは大変な作業だ。
【脚立に掛けたハシゴ】
まずは脚立に掛けて立てる。ここからが大変。当時は、高さの違う脚立を並べて、徐々に立てていったと思う。
【大屋根に向けて立てたハシゴ】
続いて、上げる屋根の方向に向きを変えて、ここから少しずつ引きずり上げる。
【大屋根に掛けたハシゴ】
なんとか大屋根まで引きずり上げたら、単管パイプの足場でずり落ちないように固定した。この単管パイプの固定も当時はかなり苦労した。
【棟の上から見る離れ前の庭】
せっかくハシゴを掛けたので、棟の上に登ってみた。最近ではドローンで簡単に撮影ができる画像だが、自ら登って見下ろすとまた違った絵になる。
【棟の上から見る西の倉庫】
バカと煙は高いところに登りたがるというが、高いところから見ると雑多なことがささいなことに思えてくる。
【棟の上から見る善防師山城趾】
さぁ、身体が動かなくなる前にどこまでできるかわからないが、こんなバカなことをやる後継者探しと合わせて、あきらめないで作業を継続するか。
こんな雑なブログを最後まで読んでいただき有り難う御座います。
雑は雑なりに頑張って書き続けてみるんで、良かったらまた見てやって下さい。