【北側の下屋根】
今週末は先週から予定していたブルーシートの固定し直しをやる。
まずはこれまでシートを固定していた単管パイプを解体して、続いて下屋根の最上部の瓦を1～2枚程度はがしていく。
【コーキングで固定してある瓦】
厄介なことに雨漏りの補修のためか、瓦のズレを防ぐためか、コーキングで固定してある。
【コーキングを切り取る手鋸】
コーキングは弾力があるのでカッターでは切り取りにくいので、手鋸で切り離していった。
【防水シートの下の野路板】
ほとんどの所の防水シートはボロボロになっているが、無事な所は野路板も無事だ。
【防水シートの最上部】
ところがこの防水シート、最上部が野路板の最上部まで届いていない。
【蟻害にあった野路板】
なので、野路板まで白アリにやられていて、野路板の一部が落ち込んでいる。
【同じ箇所の室内側】
原因があれば結果がある。
【同じ箇所の上屋根の下地】
この箇所は上屋根の下地まで腐朽している。湿気を溜めると木造は本当に弱い。
【土葺で瓦を葺いた位置からズレた瓦】
こちらは瓦がズレたままコーキングで固定してあった。
【コーキングしてある瓦の裏側】
通常、瓦の下に入り込んだ雨水は瓦と瓦の重なった部分を下に流れていくが、ここを全てコーキングで塞がれると、瓦の裏側で雨水が溜まったままになる。
これでは白アリも上がってくるわな。
【最上部の1～2枚を剥がした後】
なんだかんだと色々と学びながらとりあえず予定の箇所をはがし終えた。
【剥がした箇所の室内側】
ここにも原因と結果がある。
本当に解体作業は様々なことが学べる。
適材適所の材料を使用して、適切な施工をしないとこんな結果になると言う、当たり前と言えば当たり前の事。
こんな雑なブログを最後まで読んでいただき有り難う御座います。
雑は雑なりに頑張って書き続けてみるんで、良かったらまた見てやって下さい。
