待ちに待った週末なのに雨が降ったりやんだりのあいにくの天気。
まぁ、災害になるほどの雨でもないので贅沢は言えない。
気温も徐々に低くなってきたこの頃、あちらこちらから薪ストーブに火を入れたと言う声が聞こえてくる。
うちの現場に昨年設置した、丹後のロケットストーブかぐつち2号も慣れないながら1シーズン使用した。
【かぐつち用の煙突】
昨年、現場に手伝いに来てくれていたご夫妻が、今年は山口県の周防大島に移住されて、改修中の古民家にかぐつちを設置されるとの知らせも入った。
そこでうちのかぐつちも火を入れる準備を徐々に進めている。
【固着してねじ切れたボルト】
先週から奮闘しているのがこのボルト。ねじ切れて残ったボルトの芯に、3㎜のドリルで穴を開けて、その穴を5㎜のドリルで広げるところまでやった。
【5㎜の下穴】
【M6用のタップとホルダー】
今週準備してきたのがM6用のタップとそれ用のホルダー。
【下穴にねじ込んだタップ】
【交換したステンレス製ボルト】
新たなネジ穴に準備したステンレス製ボルトをねじ込んでみた。完成。
【取り付けた耐火煉瓦】
何をしてきたかと言うと焚き口の後のヒートライザーの両側面に耐火煉瓦を抱かせるための枠を固定しているボルトのネジ穴を新たに切って、ボルトをステンレス製に交換してやった。
【かぐつち2号の完成形】
ついでに、さびた部分にサンドペーパーをかけて、制作者の宇野さんが使用しているのと同じ耐熱塗料をスプレーしておいた。
【屋内側のかぐつちの煙突】
煙突はステンレス製のシングル。ヒートライザーから出る位置がGLから約55㎜の高さ。そこから上に900㎜の直管を2本。Τ字管を入れて横引き900㎜直管3本で壁から外部に出し、またΤ字管を入れて上に900㎜の直菅を2本とH型を入れて、だいたいGLから4m。
【壁の貫通部】
壁を貫通したところにはメガネ石は入れてないが、めがね石用のカバーで煙突を支えている感じだ。これが制作者の宇野さんに確認して設置した煙突の概要。
【非接触式温度計と薪ストーブ用の温度計】
昨シーズンはかぐつち利用中の各部の温度上昇の状況を非接触式温度計で測定していた。
いちいちこの温度計で測定するのも面倒なので今シーズンは薪ストーブ用の温度計をヒートライザーに付けておくことにした。
さぁ、これで薪ストーブの準備完了。後は燃料になる廃材を用意するために大工仕事を頑張らんと。
こんな雑なブログを最後まで読んでいただき有り難う御座います。
雑は雑なりに頑張って書き続けてみるんで、良かったらまた見てやって下さい。