今日も朝から現場です。本当に古民家を再生するようになってから少しは我慢強くなったかも。
現場に着いたらまずは全体の見回りから始めます。建具の開閉等に異常がないか、頭の白い蟻が我が物顔で歩いてないか、小動物の糞はないかなど、結構確認することはある。
そこでふと目にとまったのが曲尺とスコヤ。そう言えば曲尺の矩ってくるうことがあるとか。
【曲尺の内側にあてたスコヤ】
あれ、隙間がある。これってくるってるの。
【曲尺の外側にあてたスコヤ】
これも隙間がある。スコヤの直角度が100㎜で±0.1㎜。この隙間は1㎜以上あるからやっぱりくるってるよね。
こんな曲尺を使ってたからきちんと合わんかったんやん。(腕のことは置いといて)
曲尺を買ってこんといかんな。
【シンワの曲尺】
ちゃんとした曲尺を買ったんだけどなぁ。取り扱いが悪かったかなぁ。
【母屋の北側】
で、今日の作業は。母屋の北側も多分に漏れず雨後の水はけが良くないので、こちらにも仮の排水溝を掘ることにした。
【コンクリートの下の穴】
途中のコンクリートを打ってるところをはつると、下の土が柔らかく、横穴のようになっていた。動物の穴かもしれない。
または古い排水溝の後かもしれないので、埋めてしまって流れていた水が流れなくなっても困るのでガラを入れておいた。
【穴に入れたガラ】
これなら動物は掘れないし、水なら流れるだろう。
【東側に続く仮の排水溝】
東側に向かって低くなっていて、外には道路の側溝があるので、こちらに流れるようにした。
【母屋の北側の仮の排水溝】
母屋の北側の屋根にはブルーシートがかかっていて、雨は樋に流れず直接地面に落ちるので水はけが良くない。
これで少しは雨水を排水することができないだろうか。
母屋の南側と合わせて、北側もちゃんとした排水溝の設置をせんといかんなぁ。
ただ、はつり機だけで排水溝の穴掘りはなかなかの作業になりそうだ。
今日はたいした作業はしてないが、昼過ぎに先日知り合ったばかりの方が古民家再生に興味を持ってくれて、男性二人でやってきてくれた。
その後、夕方には職場の人が奥様同伴で遠路やってきてくれた。
こんな工事現場でも興味を持って訪ねてくれる人があるのは有難い。そんな人達がゆっくり集える場所にしたい。
こんな雑なブログを最後まで読んでいただき有り難う御座います。
雑は雑なりに頑張って書き続けてみるんで、良かったらまた見てやって下さい。