雨上がらんかった。

昨日は予定があったので現場には行かなかったけれど、今日は朝から雨模様。たいした雨量ではないけれど、雨交じりだと電動工具を使うのも気が引ける。

なので、午前中に現場の様子だけを確認してから、自宅に戻った。

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【刃が欠けた鑿】

そうだ、こんな日に鑿を研ごう。

先日、釘をたたいて刃こぼれした一寸の鑿を研ぎ直すことにした。

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【鑿の刃先の拡大】

拡大せんでも肉眼でわかるぐらい欠けているので、まずは#400のダイヤモンド砥石。

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【#400ダイヤモンド砥石】

砥石といっても石じゃなくてダイヤモンドの粉が付いた金属板。こいつで刃こぼれした箇所がなくなるまで刃先を削っていく。

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【刃こぼれ箇所を削った後】

ほぼ刃こぼれ箇所が見えなくなったので、次は砥石を裏返して#1000にする。

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【#1000のダイヤモンド砥石】

もう少しこれで刃先の形を整えながら研いでおく。

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【#1000で研いだ後】

#400の研ぎキズが目立たなくなった。そして次は#1000の石の砥石。

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【#1000の砥石】

この砥石は同じ#1000の砥石を2個、時々擦り合わせて、砥石の面を整えておく。

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【#1000の砥石】

#1000の砥石は事前に十分に水を含ませておいた。

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【#1000の砥石で研いだ後】

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【しのぎ面】

これで作業はできるが、一応仕上げの研磨もしておく。

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【仕上げ砥石】

これで研ぐと刃先が鏡面に仕上がる。

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【仕上げ研ぎ後】

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【しのぎ面】

鏡面っていうほどでもないな。

まっ、ええかぁ。

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【刃先の拡大】

取りあえず欠けた部分は削り取った。

最後に水分を拭き取ってから椿油を塗布しておいた。

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椿油を塗布後】

さぁ、これでまた軒桁交換作業にかかれるぞ。

鑿を1本研ぐのに2時間程度。時の過ぎるのも忘れて研いでいた。これもまた良し。

こんな雑なブログを最後まで読んでいただき有り難う御座います。
雑は雑なりに頑張って書き続けてみるんで、良かったらまた見てやって下さい。