軒桁交換の準備

今日は天気も良さそうなので、東側下屋根の軒桁を交換する準備を始めようと思う。

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【今日の相棒の腰袋】

まずは保管していた解体材を引っ張り出して釘を抜く作業から。

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【再利用する解体材】

釘が6本残っていて、4本抜けたが、2本は途中で折れたので、木材の表面より少し深く打ち込んでおいた。

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【木材の中心】

見た目でわかるくらい曲がっていたので、中心に墨線を入れてみることにした。両端に近いところの中心に印を付けて、墨壺で墨線を入れた。

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【墨線が入った木材】

大工さんが墨壺の糸をパチンと弾いてる姿は憧れだが、なかなかビシッとした線は付かない。

ウ~ン、やはりかなり曲がっている。まぁ、東面の壁も曲がっているのでええかぁ。

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【既存の軒桁】

確認のために、既存の軒桁上に水糸を張ってみた。

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【1本目の柱のホゾ】

以外と水糸がホゾの中心を通っている。

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【2本目の柱のホゾ】

こちらも中心を通っている。2本の柱のホゾが直線上にあるならなんとかなるかも。

水糸上でホゾの位置や梁の位置を記録。

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【鉋掛け前】

取りあえず電動カンナをかけておくことにした。

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【鉋掛け後】

4面を軽く鉋掛けしておいた。この方が墨線も見やすいだろう。

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【丸鋸と定規】

材料の端を少し丸鋸で落としておく。90㎜×105㎜なので丸鋸を上下から入れる。

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【端部を切り落とした後】

だいぶん墨線通りに切断できるようになった。

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【材料の芯に墨線】

再度、芯に墨線を入れて、それを基準にホゾ穴の墨付け。

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【ホゾ穴の墨】

ホゾ穴の位置が端に寄りすぎなので、四分ほど芯線を中に寄せて再度墨付け。

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【ずらしたホゾ穴の墨】

これでいこう。

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【梁がのる箇所の切り欠き】

桁の上に梁がのるので、そこを深さ五分程度切り欠いておく。丸鋸で適当に刻んで、鑿ではつる。

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【木材に埋まっていた釘】

鑿ではつっていると節があるので堅いのかと思っていたら、釘が出てきた。鑿の刃が見事に欠けた。釘の頭は見当たらなかったのに。

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【切り欠き完了】

釘はグラインダーで飛ばして、打ち込んでおいた。なんとかできた。古材は本当に厄介やなぁ。

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【ドリルで穴開け後】

これも深さが105㎜あるので、両面から穴を開けて貫通させた。

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【鑿で仕上げた後】

後は鑿ではつって完了。どうせ一発で合うわけがないので、この程度でええやろ。

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【刻み後の材料】

これで取りあえず刻み完了。後は既存の軒桁との継手部分になるが、これは既存の軒桁を切って継手部分を作ってから、それに合わせて刻むことにする。

今日はこの辺で作業終了。

予定の作業は完了したが、貴重な一寸鑿を1本ダメにしてしまった。研いで何とかなるかなぁ。

こんな雑なブログを最後まで読んでいただき有り難う御座います。
雑は雑なりに頑張って書き続けてみるんで、良かったらまた見てやって下さい。