細々したところの解体作業(続き)

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【次に解体予定の縁側】
細々したところの解体が思ったように進まないが、次はこの縁側を解体する予定だ。

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【合板のフロア材の裏側】
表面に見えているフロア材の裏側には昔の床板が残っている。

表から確認する限りは釘付けされている箇所がわからない。

釘がなければよいが不用意に丸鋸を使うわけにはいかない。

さぁ、どうやって解体していくかな。

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【北東の土間の一角】
前回から解体を行っているが、今日もこの部分の解体作業を続けたがなかなか解体しきれない。時間がかかった割にはこんな感じで今日は終了。

ただ、構造体が次々にあらわになっていくのは良い。

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雑は雑なりに頑張って書き続けてみるんで、良かったらまた見てやって下さい。

プリント合板の内装の解体作業

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【北東の土間の一角】
これまで解体せずに放置していた内装だが、やはり隠された壁や柱が気になるので解体することにした。

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【解体箇所の天井裏】
狭いところに短い材料で下地が組んであるので、かえって解体が難しい。

いつものように腰袋に入れた手鋸とバールとハンマーで解体していくと予想していなかったものが現れた。

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【竹の縦格子の建具】
埃と虫の巣や死骸で薄汚れてはいるが比較的傷みのない建具が出てきた。

ここの壁は格子状に組まれた構造体と土壁できているとばかり思っていたが、こんな引き戸の開口部だったとは思いもしなかった。

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【馬屋側から】
この建具はどこかで生かせないかなぁ。

やはり大壁状態になって壁内が隠されたところは解体していこう。

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草刈り三昧シーズン到来

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【ガスカートリッジ式刈払機】
またもや草木に被われるシーズンがやってきた。

以前から苦労している刈払機。今年も引っ張り出してエンジン始動を試みる。

一応エンジンはかかるがアイドリング途中で停止してしまう。ただでさえ嫌々やっている草刈り作業、草刈りに取りかかる前に気持ちが萎えてしまう。

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【給電ポールまでのエリア】
ブレーカーをONするのにも草をかき分けていかなければならない様になる前になんとかしなければ。

やはり刈払機の買い換えを考えるかなぁ。

今日はそんな気が重い事も吹き飛ぶような事があった。

先日、福崎であったワークショップで出会った青年が現場を訪ねてくれた。

建築を専攻の大学院生で、先日のワークショップ参加もそうだが、普段製図のトレーニングばかりで現場で実際の作業に関わることが少なく、関わっても主体的に作業をやれることがなく、実作業ができる場所を求めているそうだ。

これまでも大学生の方は何人か来られたが、地域で活動されている人や大学の教授に連れられて来られるだけで、一人で来られたのは初めてだ。

なかなか面白い青年だ。

今日は現場の案内に留めたが、次回は作業に関わってくれると言う。

なので一緒に縁側の解体をやってみようと考えている。

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母屋内の大引きの撤去作業

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【解体した大引】
今日は母屋内の残っている大引きの解体と解体した木材等の撤去をすることにした。
解体した大引は虫に喰われてスカスカとは言え一本丸ままだと結構重いのでチェーンソーで適当に短くしていくが、この太さだと利用できるかも。

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【転圧用のタコ】
と、作ってみたのが転圧用のタコ(のつもり)。こんなんやったと思うけど違ってたら突っ込んで。

束石を設置するときに使おうと思う。

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【束を撤去した後の束石】

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【撤去した束】
接触部分がこれだけ湿気を含んでいる。これでは白蟻も快適だっただろう。

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【解体した大引きや根太】
これらはあまり白蟻に喰われてないので保存して薪にできるかな。

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【北の倉庫内に移動した木材】
束石を四カ所に置いて大引きを二本渡した上に残った大引きを並べた。

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【積み上げた木材】
納まりの良いところに適当に並べていっただけなのに、なんとなく床状になった。

束石も自然石、大引きもほぼ丸太状態なのにそれなりに床の様な構造物になった。

実に面白い!

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【作業後の母屋内】

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【作業後の母屋内(縁側から)】
ほぼ片付いた母屋内。次は縁側の解体をやろうと思うが、さてさてどこから手をつけたらよいのか。

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座敷の根太の解体作業

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【座敷の根太と大引】
今日はいつもより朝の作業開始を早くしたので、10時前には屋根の上から降りることができた。

これから暑くなる季節なのでこの時間配分は良いかも。

この座敷、これまで新しい柱材や梯子等を置いていたので解体が進んでなかったが、昨日諸々のものを移動させたのでここも解体することにした。

ここは座敷と言うことでか根太が太い。それに比べて大引きのあるがままの姿はどういう事か。製材をしないにしてもほどがある。山から切ってきてそのまんまだ。

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【チェーンソー大活躍】
こんな太い根太を手鋸で解体していては日が暮れる。そこで登場したチェーンソー。いい仕事をしてくれます。

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【解体後の座敷】
15分ほどで解体完了。ヤッパリ電動工具は有り難いなぁ。

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【仮筋交い打ち付け後の座敷】
昼までまだ時間があるので、根太を解体したらすかさず仮筋交いを打ち付けた。

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【腐朽で桁梁のない北側開口部】
こちらは桁梁がないが安心感の為に仮に入れている柱に仮筋交いを打ち付けた。

ハンマーで釘を打つ度に上から土が落ちてくる。大丈夫かなぁ。

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【断面が四角い釘】
解体時にできるだけ釘を抜きたいけど、バールでこじると折れるのでペンチで掴んで回しながら抜いてみたりしているが、この釘だと回すこともできない。

厄介やなぁ。


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屋根の瓦を下ろす作業

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【下屋根の最上部に溜まった雨水】
トタンの波板の継ぎ目にコーキングしてから上屋根部分からの雨漏りは確認されなくなったが、下屋根の最上部からの雨漏りが留まっていない。

瓦の最上部の高さが野路板部分より高いので水溜まりができる。この溜まった雨水が染み込んで下屋根の雨漏りとなっているのではないか。

そこで今日は下屋根部分の最上部の瓦を一列外してブルーシートの最上部に水溜まりができないようにしようと考えた。

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【ブルーシートの継ぎ目部分】
さらに、打ち付けた野路板の下側の継ぎ目は防水テープを貼ったが、上部には貼っていなかったのでここにも防水テープを貼っておいた。

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【瓦を一列外した後】
これでもブルーシートの勾配が少し不足している部分がありそうだが、とりあえずこれで様子を見ることにした。

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【雨漏り箇所の腐朽した桁梁と垂木】
なぜかと言うと、足下が心もとなくなり、これ以上瓦を外すのが不安になってきたからだ。

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【葺き土の中の竹材】
瓦の下の土の中には荒縄が巻かれた竹が横に入っており、この竹が葺き土の塊が横方向に割れることを防いでいるのかもしれない。

桁梁も垂木も腐朽した部分の足元は、この土の塊の板状になった構造で支えられている事になる。

その土の塊を除去しているのだから、このまま屋根の上を歩くことは危険すぎる。これより下の瓦を下ろすのは軒先部分から上へ上へ剥がしていく方が良さそうだ。

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【葺き土の中の白アリの巣】
今日はこんなものも発見した。長年上屋根部分からの雨漏りで濡れ続けた場所だ。
虫そのものの写真は控えたが、白アリと羽根アリとその途中のアリがウジャウジャいた。羽根アリになってお引っ越しする準備の最中だったのだろう。

乾いた葺き土には確認されなかったが、湿った葺き土だと白アリは天空の城を築くようだ。

雨水は受けて留めるのではなく、シッカリ受けて速やかに下に流すようにしなければならない。

本当に解体作業は様々なことを学ばせてくれる。バラバラの知識で持っていたものが、何が原因でどんな結果になるかが次々につながっていく。

実に面白い!

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土塀の補修のワークショップに参加

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築地塀
今日は福崎の登録文化財ルネサンス旧小國家の土塀の瓦の葺き直しワークショップに参加した。

ご指導が姫路の表瓦株式会社の代表、表さんで、一度お会いしてみたいと思っていた方だったと言うことと、これまで古民家改修現場は色々見てきたが、土塀の改修現場を見ることができるのは、この旧小國家ぐらいなので、当方の現場の宿題をおいといて福崎に向かった。

ここは以前、土塀の壁塗りワークショップに参加させてもらってから時々来させてもらっているが、来る度に改修が進んでいる。

これほどの規模の土地屋敷なので当方の現場より大変だと思うが、改修を継続されている所有者の方に敬意を評したい。

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【午前中の作業後の塀】
ご指導の表さんを始め数人の職人さんも参加されていたのでさすがに作業がはかどった。2時間ほどの作業で1間強の塀の瓦の葺き替え作業の棟の部分を残して完了した。

残念ながら当方の現場も気になるので、昼食後小國家をあとにした。

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【棟まで葺き終わった土塀】

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【土壁の塗り直し後の土塀】
とにかく広大なお屋敷の土塀なので、同時に土塀の改修過程を見ることができる。

棟の部分の作業を見られなかったのは残念だが、職人の方々の作業手順を見られたことや、職人の方々の腰の道具類を見られたことは十分な収穫だった。

で、当方の現場に戻って屋根の上の作業を予定していたが、今日の日中の日差しは気力を萎えさせるのに十分だった。

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【屋内に放置していた自作の三間梯子】
屋内の座敷だけがまだ片づいてなかったので、まずは片付けることにした。

8ヶ月の間塗装作業の相棒だった三間梯子を屋内から引きずり出し、収納時に二分割できるようにしたボルトを外して屋内に移動。

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【分割した梯子と同級生梯子】

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【押入の中の五月人形
またまた出てくる元の主の遺産。

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【富山の薬箱】
中には薬ではなく半紙と小冊子が数冊。この地域の歴史が確認できそうだが、ゆっくり読んでもいられない。

まだまだやることが盛り沢山だ。

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