今日はフロイデさんが付き合ってくれるので、朝から一緒に現場に向かった。
昨日の雨仕舞いは簡単に済ませていたので、タッカーで留めていたブルーシートをはがして作業開始。
まずは、トイレの中の照明器具をフロイデさんに外してもらって、その配線を抜いて、新しい配線を通すときのために細いロープを通しておいた。
そんな作業をやっていると水道工事でお世話になっている福崎町の西川水道さんがご夫妻で来られ、続けて、福崎町の旧小國家のオーナーさんが来られた。
旧小國家は土塀の改修作業のワークショップに参加させてもらったことがあり、お二人とも古民家再生については様々なことを学ばせてもらっている。
フロイデさんと作業の手を止めて、しばし古民家談義になった。
今日もゆっくりと座っていただくところもないが、こんな方々と古民家の話しをゆっくりできるスペースに早くしたいものだ。
お二組が現場を離れられて、昼食後からフロイデさんと作業再開。
【広木舞の端】
広木舞の端は縦にも広木舞と同じ厚さの木材を入れるので、垂木の上で直角に組み合わさるように切り込みを入れる。
【切り込み後の広木舞】
こんな作業も棟梁なら軒の上で丸鋸を使ってチュンチュンと切り込んでしまうが、土間に材料を下ろして手鋸で切り込んだ。素人はこれで良い。
【固定後の広木舞】
難しい作業は必死なので画像が少なくなる。この画像になるまでが四苦八苦だ。
作業手順が逆だが、垂木を固定してから広木舞を固定しようとして、広木舞が真っ直ぐ固定できなかったら、垂木を固定し直さないといけなくなるので、広木舞を先に65㎜のビスで固定して、納まりを確認してから垂木を90㎜のビスで固定した。
【面戸を入れた後】
特に面戸を入れる作業は難しい。棟梁と一緒にやったときは横で棟梁がやってるのを見ながらなのでなんとなくできていたが、いざやるとなると覚えていないものだ。
フロイデさんに説明してやってもらっている間に、面戸用に追加で垂木の材料を半分に割る作業をやったが、説明が全く間違っていたので、フロイデさんに苦労をさせてしまった。
【下から見た軒】
広木舞が固定できると、化粧野地板を入れていくが、雨仕舞いの作業時間を考えると中途半端になりそうなので、化粧野地板の端材を仮置きしての撮影。
【上から見た軒】
何とか納まりそうだ。
次の週末の天気は作業ができるかどうかが怪しそうなので、広木舞の上から廃材の合板を固定して、ブルーシートを掛ける雨仕舞いをして作業を終えた。
垂木を入れ始めたときはどうにもこうにも作業が進まなかったが、なんとか先が見えてきた。
こんな雑なブログを最後まで読んでいただき有り難う御座います。
雑は雑なりに頑張って書き続けてみるんで、良かったらまた見てやって下さい。