束石の設置作業

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【穴を掘って仮置きした束石】
今日はいよいよ束石を設置していく事にした。
今日もJさんが朝から一緒にやってくれる。

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【コンクリートを練っているJさん】
購入してきた砂やバラスの袋には容量比でセメント:砂:バラス=1:3:6とあるが、事前にネットで調べた内容では、重量比で1:3:3が扱いやすいとあったので、セメントを8㎏、砂とバラスを24㎏ずつで練ってみた。60lのトロフネにほぼ一杯のコンクリートが出来上がった。

ところがこれでもなかなか扱いにくい。コンクリートを置いて、上から束石を軽く落として、水準器で前後左右の水平をとろうとするが、高い方を下げようとしてもなかなか下がらない。

とにかく一列設置してみたが、大引方向に一直線に設置できているかも怪しい。

二列目の設置するときは、コンクリートの配合を、容量比で1:3:2にして、水をやや多めにして練った物を使った。

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【束石の設置位置の確認】
水糸の交点に下げ振りを下ろして確認すると、位置が正確に設置できていることが確認できた。

新たな配合で練ったコンクリートを使ってJさんが束石を設置してくれたが、なかなか扱いやすく、前後左右の水平もとりやすいとの事だ。

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【二列まで設置できた束石】
今日もJさんとの共同作業だったので、もう少し進捗が望めると思ったが、なかなか思うように行かなかった。

いや、相談相手がいたからここまで進められる事ができた。

次回は今日の作業を踏み台にして、材料、道具ともに準備を整えたい。

こんな雑なブログを最後まで読んでいただき有り難う御座います。
雑は雑なりに頑張って書き続けてみるんで、良かったらまた見てやって下さい。

竹中大工道具館の展覧会

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竹中大工道具館の正門】
今日は竹中大工道具館の展覧会、「聴竹居-藤井厚二の木造モダニズム建築-」を見てきた。

以前から興味があった聴竹居の特別展が開かれているという事で、今日見に行ってきた。

竹中大工道具館の建物自体好きで、興味があるイベントがあると時々訪れている。

特別展の展示物については撮影禁止なので、写真はアップできないが、これまで見てきた聴竹居に関する書籍には掲載されていない資料もあり、また、聴竹居の模型の展示などは書籍では確認しにくい立体的なスケール感が理解でき、やはり来て良かった。

今日はこれまでの訪問では入ったことがなかった、本館の裏手にある休憩室に入ってみた。

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【休憩室南側】
露出を間違えた。

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【休憩室西側入口】
入口の引き戸は木製だが、受ける枠側が凹み、引き戸側が凸で、木製建具とは思えない気密性がある。

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【入口の建具】
柾目の綺麗な建具だ。

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【入口の枠側】
凸凹で気密性が保たれている。

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【室内の無垢の木製家具】
なかなか座り心地の良い家具だ。

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【室内から見た窓】
こちらも木製の建具で、二重ガラスが入っている。
壁もしっかりと塗り壁。

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【窓の施錠金具】
木製の建具に真鍮の金具。

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【軒裏】
本館のそれと同じ仕様だ。

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【一文字瓦】
これも本館と同様。

室内では挽きたてのコーヒーが¥100で飲めるサーバーがあり、横にはシフォンケーキが置いてあり、¥200を横の箱に入れてとることができる。

見えるところだけでもこれだけの仕様。おそらく見えないところも間違いのない仕様だろう。

やはり良い物は良い!

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束石の位置決め準備

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【自作の水盛り缶】
今日もいつものJさんが来てくれて一緒に作業をやってくれた。

先々週に遣り方の真似事のようなものを始めたが、今日あらためて見てみると角の直角がでていない。

水杭を打ち直さないとと頭を抱えていると、Jさんが既存の柱に水貫代わりの野路板を固定し始めた。

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【固定された水貫代わりの野路板】
既存の柱の位置は当てにならないので水杭を打って基準にしようとしたのだが、Jさんが固定した水貫に沿って水糸を張ってみたら意外といけそうだ。

一人だけで作業していると、自分の考えに凝り固まって無駄な作業に気が付かないが、二人で作業をしているからこそある効果だ。

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【南側の面も水貫代わりの野路板を固定】
ここで水盛り缶を利用して各柱に印を付けていき、北側の面に固定した水貫板の上端までの高低差を測定してから南側の面にも柱に付けた印から同じ高さだけ下がったところに水貫板を固定していった。

この水貫板に沿って両側の柱間の距離を測定すると、北側面と南側面共に同じ長さになった。

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【北側面から南側面まで張った水糸】
南北西側に固定した水貫板に西側面から955㎜のところに印を付けて、その印間に水糸を張った。

そこから955㎜東側にいったところにも印を付けて南北を水糸で結ぶ。

この手順を東側からも同様に張っていくとほぼ真ん中の柱の両サイドに印が付いた。

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【水糸を目印に束石を仮設置】
南北に張った水糸を目印に南北方向に955㎜間隔に束石を仮置きしてみる。

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【反対側から】
今日は水杭を打って水貫を固定するだけで一日かかると思っていたが、無駄な作業をやめたために予定より早く束石の仮設置が終了した。

これで張り巡らした水糸から束石までの距離を測定して、一番低い所にある束石の高さを基準にして他の束石を設置していけば、ほぼ同じ高さに束石を配置できるだろう。

こんな事なら束石をコンクリートで固定する作業も準備をしておけば良かった。

時間に余裕があるので、放置していた屋内の囲炉裏跡の構造物を運び出すのもJさんが手伝ってくれた。

本当に1+1=2以上の進捗になる。

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侵入者の落とし物発見

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【西の離れと倉庫の外壁】
先週末は現地での作業をサボってしまったので、今朝は早めに現場に出かけ、細々した事を片付けることにした。

現地に着くと西の倉庫を開けて刈払機を取り出して、通り道だけでも草刈りをする事にした。

この倉庫を開けたときに気が付かなかったが、しばらくしてから気が付いたのが大量の落とし物。

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【西の倉庫内の大量の糞】
特に強い臭いがするわけではなかったので直ぐに気が付かなかったが、表面は乾いてないので、排泄後からさほど時間が経過していないと思われるので、倉庫のシャッターを開けた後に落としたものかもしれない。

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【西の倉庫の外壁】
ただ、建物の外周のいたるところに開口部があるので、猪ぐらいの大きさの動物まではいつでも進入可能だ。

狸の溜め糞ならかなりの臭いがするらしい。猪の糞にも見えるし、まさか熊なんて事はないだろうな。

そこで、諸々の作業予定を中止して急遽開口部を動物用の防護網で塞ぐことにした。

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【防護網で塞いだ外壁】

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【防護網で塞いだ離れの外壁】
あの糞の量からしてこの程度の網で防げるとは思わないが、明日また現地に来て網を確認し、夜間になって屋内から外に出たのか、外部から屋内に入ろうとしたのかぐらいは知ることができないかと考えた。

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【網の下部に重りを置いていない部分】
猪級より小動物の為に中から外には出られるように重りをおいていない。

とにかく外に出て行ってもらえればこちらとしては問題はないので。

どうも古民家改修と言うのは動植物の対応にも時間をとられる。

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丁張りもどきに挑戦

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【米松の角杭】
今日は朝から雨。これまでならくじけて現場作業はあきらめるのだが、先日から付き合ってくれているJさんが今日も付き合ってくれると言うことで、いつものように待ち合わせて二人で現場に向かった。

今日は次にやる束石設置のための位置を決めるために、丁張りもどきに挑戦してみた。

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【北西の隅にまず水杭を一本】
水準器を使って最初の一本をほぼ垂直に立てた。丁張りは本来これから建てる建物の外側に組んで、建物の位置を確認するためのものだが、今回は束石の位置決めの為なので母屋の中に組み立てることにした。

立てた水杭の根元に置いてあるのは大矩。大工さんが三四五とかよんでいる直角を確認する為の道具も作ってみた。

三辺の長さが3:4:5だから三四五。うまくできていて一角がちゃんと直角になっている。理屈ではわかっていても実際に作ってみると実に面白い。

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【丸鋸を固定するためのテーブル】
以前購入した野路板が余っていたので、約半分の幅に縦割りにして杭と杭をつなぐ水貫にした。

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【完成した丁張りの一角】
水貫でつながった水杭と水杭とを斜めに固定する筋交い貫も固定した。
これで母屋内の一角が決まったので、次の一角に移る。

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【南西の隅に最初の水杭を一本】
三四五と水糸を使って位置を決めていくので最初の一角より作業しやすい。

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【筋交い貫で固定した水杭】
筋交い貫を固定した後は水貫を固定するのだが、北西の隅の一角の水貫と同じ高さにする必要があるので、水盛りをする必要がある。

と言うところで今日は時間切れ。

今日はネットや紙面で得ていた情報を自分なりに考えてやってみた。
本職の方が見たらおかしな事が満載かもしれないが、これはこれで実に面白い。

ところで、今日も付き合ってくれたJさんは今日1日かけて構造体の3Dデータを起こす作業をやってくれた。
なかなか本格的なデータになりそうだ。

完成データを見るのが楽しみだ。

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縁側の解体作業

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【解体作業を開始した縁側】
今日は先日知り合った建築専攻の大学院生のJさんが朝から参加してくれた。

どこから手をつけて良いかわからないまま、とりあえずバールを差し込んでこじ開けてみると、フロア材の下に下地材の合板があり、接着剤と釘でフロア材が貼り付けてある。

最初は下地の合板とフロア材を一緒に剥がそうとしたが、ちょっと無理があったので、合板の継ぎ目に合わせてフロア材に墨を打って、恐る恐る丸鋸でフロア材を切断した。

これでフロア材が剥がしやすくなってバールで次々に剥がしていく。やはり二人だと作業の進みが早い。

フロア材を剥がし終わったら続けて合板を剥がしていく。こちらは打ち付けてある釘やビスを抜きながらバールで強引に剥がしていった。

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【下地合板の下の元の床材】
一番下の元の床材はなかなか趣のある床だったが、ここもたぶんに漏れず虫に喰われていた。

なので釘もそれほど効いておらず力付くで剥がしていく。

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【床材の下の根太も外した後】
根太を外すときにその下の束のようなものも外れてしまったのが原因なのか、建具のレールが下がってしまい、事前に外した建具を戻そうとしたが建具が倒れてしまって納まらない。

なんとか雨戸だけは戻して今日の作業は終了。良い区切りまで作業が進んで大満足。

その後Jさんと今後の作業の事を話して現場を離れた。

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充電式刈払機を購入

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【充電式刈払機 工進SBC-3625】
とうとう買ってしまった。
本当は充電式の丸鋸の方を買いたかったが、草刈り作業に手間がかかるのに閉口してやむを得ずこちらを購入。

買って良かった。快適だ。回転軸に草が絡んで刃が止まったのが2~3回程度。後は止まることもなく低速回転でも順調に草をなぎ倒していく。

音も静かで、バッテリーも作業時間中切れることもなく快適に作業は進んだ。

36Vの製品を選んだが、ほとんど低速で刈り取れる。この製品を見つけたときにすぐに買えば良かった。

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【座敷前のBefore】

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【座敷前のAfter】

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【玄関前のBefore】

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【玄関前のAfter】
ただ、草刈り作業がいやな理由が刈払機の不具合以外に、代わり映えがしないことにもあると気がついた。

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【西の倉庫の屋根の妻側】
今日は気分が良いのでついでにこちらの豆科の草も処理をすることにした。

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【刈り取り後】
どうせすぐに葉を出してくるが、少しでも廃屋感を除去しておきたい。

こちらの破風板も補修しておきたいのだが・・・。

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