東側下屋根の垂木の設置 続き

昨日に続いて今日も晴天。朝から張り切って現場に向かった。

f:id:dark-eyes-owlet:20210523211618j:image

【新緑の善防師山城跡】

いつも現場の屋根ばかりも面白くないので、現場に向かう途中に見える善防師山城跡。良い季節だ。

f:id:dark-eyes-owlet:20210523213907j:image
【垂木を入れる切り欠き】

で、今日も続いてここ。文字通り切って欠く。

丸鋸を使ってやるときには普通にやっていたのに手鋸だと忘れていた。
f:id:dark-eyes-owlet:20210523215601j:image

【入れた切り込み】

両端に切り込みを入れたら、続いて間にも数本の切り込みを入れる。

f:id:dark-eyes-owlet:20210523215856j:image

【鑿で削った後】

そして、鑿で削って完成。中間の桁は上からも鑿が入れられるので作業がやり易い。

f:id:dark-eyes-owlet:20210523220207j:image

【上の桁の作業箇所】

ところが、上の桁の方は鋸や鑿を入れる方向が限られるので思ったように作業ができず時間がかかってしまう。

1本垂木を入れるのに1時間以上かかってしまい、そのほとんどがこの上の桁にかかってしまう。これでは思ったように進まない。1本入れたところで昼になってしまった。

f:id:dark-eyes-owlet:20210523221039j:image

【西側倉庫前】

昼食後の少しの時間に休憩変わりにこのアカメガシワを切っておくことにした。

f:id:dark-eyes-owlet:20210523221219j:image

【切り倒した後】

こんな作業もなかなかできない。

で、昼食休憩後の本作業では少し工夫をしてみた。

f:id:dark-eyes-owlet:20210523220637j:image

【面戸用の木切れと剪定鋸】

削った箇所の確認に垂木の切れ端を使っていたが、面戸用に半割した木切れを使ってみた。これだとどこが削れていないかの確認がし易い。

そして、休憩時に使った剪定用の鋸。これも気が付かなかったが、剪定用でも使えるものは使おう。これだと幅が狭いので上の桁の作業に丁度良い。

f:id:dark-eyes-owlet:20210523221834j:image

【中間の桁の作業箇所】

ここだと本当に削る箇所がよくわかる。

それと鑿。実は昨日使っていた前夜に研いだ鑿を自宅に忘れてきて、今日は叔父からもらったまま鑿袋に入っていた鑿を使った。

f:id:dark-eyes-owlet:20210523222206j:image

【削り作業中の鑿】

これは叔父が研いだままの状態だったが使い易い。鑿の裏が定規の役目になるというのがよくわかる。また研ぎ直そう。

f:id:dark-eyes-owlet:20210523222538j:image

【作業後の全景】

昨日まで3本しか入れることができていなかったが、今日だけで4本入れることができた。道具と作業手順が大事だ。

今日はここまでで雨仕舞いにかかる。

f:id:dark-eyes-owlet:20210523222901j:image

【雨仕舞い後】

軒先に構造用合板の廃材をビスで固定してブルーシートをタッカーで留めた。

作業始めに雨仕舞いを外して、作業後に雨仕舞い。この時間がバカにならない。

昨日の作業後は今日があるので簡単な雨仕舞いで済ませていた。

なので連続で作業ができると都合が良い。

今日は途中で、以前離れの床の間の襖でお世話になった織田建具店の織田さんが訪ねてくれた。一乗寺の新緑の楓が綺麗だったとのことだ。こうやって気にとめていて下さるのは有り難い。

こんな雑なブログを最後まで読んでいただき有り難う御座います。
雑は雑なりに頑張って書き続けてみるんで、良かったらまた見てやって下さい。