東側軒桁の解体

東側軒桁の解体がなかなか始められない。軒桁と柱を交換することは決めたが、交換しない部分は可能な限り残したいと考えていた。

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【軒桁北側の壁】

もう一度棟梁の作業箇所を確認してみると、交換する柱にからむ壁は解体してから作業をしている。

やはり、まずは壁を解体してからだ。

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【壁土を落とした壁】

解体作業も慣れてくるとちょっとしたコツがわかってくる。例えば、壁土を落とすときは下か上に突き上げるように叩くと塊になって落ちてくる。逆だと粉々になって落ちてくる。

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【木舞竹を外した後】

次は、木舞竹も外して、残っていた土を全て落とす。

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【軒桁南側の壁】

こちらの壁は、ほとんど柱と縁が切れているので、このまま作業を進めることにした。

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【軒桁直下の横架材】

続けて、軒桁の下の4本の柱をつなげている横架材を外していく。

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【横架材を外した後】

これで4本の柱が独立し軒桁から外しやすくなった。

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【柱を外した後】

さぁ、これで軒桁が落とせる。

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【軒桁の切断】

軒桁を少しずつ切断しながら落としていく。

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【軒桁を落とした後 北側】

新たに入れる軒桁は以前に梁を受けるために入れた柱にかけるつもりだ。

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【軒桁を落とした後 南側】

こちらは、壁を残してあるので、交換する柱を入れる直前まで柱と上の軒桁の残りをそのままにしておく。

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【レーザ墨出し器】

ここで、レーザ墨出し器を使って柱の通りを確認しておいた。

これで次回は、柱の下の羽子板付き沓石を設置することができる。

今日の作業は、途中からパンクンが付き合ってくれていて、壁の解体作業中に薪ストーブに火を入れて、解体で出た廃材等を燃料にしてストーブの守をしてくれた。

やはり火があると現場が生き返る。

こんな雑なブログを最後まで読んでいただき有り難う御座います。
雑は雑なりに頑張って書き続けてみるんで、良かったらまた見てやって下さい。