表の間の床材張り

昨日に続いて表の間の床材を張り始める位置の確認を続ける。

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【レーザー墨出し器で柱の確認】

中央の柱の東西方向は転けていない。

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【レーザー墨出し器で位置の確認】

中央の柱の南北方向は少し北側に転けている。上部鴨居の北側のラインを床面に印す。
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【レーザー墨出し器で位置の確認】

続けて、南側のラインも床面に印す。この2本のラインが柱の両面から出ないことを確認。

さてさて、鉦も平行も出ていないのでどこを基準にするのが良いのかわからない。

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【床面の基準点】

大黒柱の根継ぎを棟梁と一緒にやってくれた木材さんが、床下地を張ってくれた時に、床面に基準点と基準線の墨を入れてくれていた。

この基準線を頼りに、さっき床面に印した鴨居のラインを微調整して一番折り合いの付くラインを引き直した。

この基準線は全体の折り合いが上手く付いている。この墨線に合わせて床材を張っていくと、枚数の割り付けも上手くいきそうだ。

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【1枚目の床材】

表の間と裏の間の境界線が決まったので、土間側から床材を張っていく。

まずは、床材の端部と柱の間に隙間ができるので、柱に合わせて端部を切断する。

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【自在スコヤ】

自在スコヤで大黒柱の捻れの角度を写し取り、床材をその角度で切断。

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【端部を切断した床材】

次に2列目の床材を大黒柱の面に合わせて切り欠く。
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【大黒柱に合わせた床材】

1枚目の床材を南側の柱まで延長し、南側の柱に合わせる。

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【柱の角度を取る自在スコヤ】

こちらも同様に柱の捻れの角度を自在スコヤで取る。

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【床材の長さを取る尺取り虫】

一列目の続きで入れる床材の長さを尺取り虫で取る。

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【一列目2枚目の床材の端部】

これで一列目が張れるので、ここからは淡々と張り進んでいくだけだ。

そんなところで今日の作業は終了。

今日は張り始めの位置を決めるだけで一日終わった。ここに時間を掛けた価値はここからの作業で証明される。はず。

こんな雑なブログを最後まで読んでいただき有り難う御座います。
雑は雑なりに頑張って書き続けてみるんで、良かったらまた見てやって下さい