縁側の建具を入れる

昨日の夕方、寺本棟梁から「明日空いたので見に行きます」とLINEがあった。久しぶりの棟梁の登場だ。

今朝8時に現地に着くと、後を追うように棟梁の車がやってきた。危うく棟梁より後になるところだった。

棟梁は一通り敷地内の様子を確認すると、縁側の建具を入れるための材料を車から下ろし始めた。今年の2月ぐらいに縁側の開口部のサイズを計測し、棟梁にLINEで伝えたときに削られたものらしく、「どうするつもりだったかなぁ」とボソボソ独り言が始まった。

しばらく考えられた後、手が動き始めた。まずは鴨居側に用意してあった材料を固定していく。
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【鴨居側】

3本の材料で建具の上部が入るように、建具の芯を基準にして墨を打ち固定した。

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【床側のレール】

続けて、床側にはステンレスのレールを建具の芯の基準線に合わせて固定した。

掃除の時に縁側から掃きだせるように、柱から20㎜空けてレールを固定している。

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【戻した4枚の建具】

建具の下部のコマを交換してレールの上に戻した。この状態で建て付けを確認し、調製した。と書いてしまえば簡単そうだが、ここまでの棟梁の作業を間近に見ていると様々なコツを知ることができた。

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【全ての建具戻した後】

建具を全て戻すと、現場が一気に部屋らしくなった。

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【屋外から見た縁側の建具】

これでこれからの寒い季節には、雨戸を開けてガラス戸を閉めれば、風を防いで陽射しを取り込める、明るく暖かい室内になった。

で、昼の12時丁度。棟梁は現場を後にされた。

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【今日の作業成果】

ちょっと片付ければ昼寝ができそうだ。

軽く昼食を済ませた後に、棟梁が来られなかったらやろうと思っていた作業にかかった。

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【便器の後ろ側の壁】

ここの壁の下地づくり。あれこれ考えたあげく手を動かして下地を造っていった。今日のところはこの辺で作業終了。

こんな雑なブログを最後まで読んでいただき有り難う御座います。
雑は雑なりに頑張って書き続けてみるんで、良かったらまた見てやって下さい。