今日は東側軒下に立てる3本の柱のうち最初の1本を立てる。
以前交換した軒桁の南の端に入れる柱で、その軒桁交換時に入れておけば良かったが、早く屋根下地の作業にかかりたかったので今になった。
【軒桁の下端】
まずは軒桁側にホゾ穴をあけるので、ドリルで5分の深さの穴をあけた。
で、いきなりあける位置を間違えた。ホゾ穴の墨を入れていたのに、その墨線をまたいであけてしまった。集中力が足りんなぁ。
【ドリルであけた穴】
穴の深さを調整しながらホゾ穴になる位置に適当にあけていった。
【鑿で削った後】
続けて鑿で墨線の内側を削ってホゾ穴を仕上げた。
【ホゾの切り込み】
続けて、柱の上部にホゾを刻んでいくが、どうも丸鋸の刃とベースの直角が出ていない。何度もスコヤで確認したのになぁ。
【刻んだホゾ】
5分しか出ていないが、ホゾがないより固定しやすいだろう。
そして柱の根元の方に沓石の羽子板を固定する位置に羽子板の厚み分の溝を彫っておいた。
【溝を彫った柱の根元】
柱の長さは、沓石を仮に設置して、沓石の天から軒桁の下端までの距離を計測して、1,960㎜に切断しておいた。
【軒桁の下に入れた柱】
まずは柱を下から軒桁に突き入れる。
今日はパンクンが付き合ってくれていて、廃材を薪として使えるように短く切る作業をやってくれている。
柱のホゾを軒桁のホゾ穴に入れる作業はパンクンに手伝ってもらおうかと思ったが、棟梁がいつもやるように一人でやれる方法を考えながらやってみた。
【柱の下に入れた沓石】
続けて沓石を柱の下に入れていくが、これがなかなか難しい。まっ、そんな簡単にいくとは思っていなかったが。
古い基礎に半分程度沓石をのせる感じで柱の下に打ち込んでいく。
【沓石の設置後】
見た目で納まったように見えるところまで打ち込んだ。
【壁面に平行の方向】
壁面に沿った方向にはほぼ垂直だ。
【壁面に直角の方向】
壁面に直角方向では、やや屋内側に転けている。もう少しなんだけどなぁ。
【屋内側から見た作業箇所】
このまま沓石を固定してもいい気がするが、今日はとりあえずここで置いておく。
こんな雑なブログを最後まで読んでいただき有り難う御座います。
雑は雑なりに頑張って書き続けてみるんで、良かったらまた見てやって下さい。