【尺相当目盛り付メジャー】
寺本棟梁と作業をしていると、尺寸で長さの指示が出されるときがある。
こちらが首を傾げると棟梁は直ぐに㎜に換算した長さを伝えてくれる。
ところが、最近一人で作業をしていても尺寸で考えた方が合理的だということに気づき始めた。
そこで、㎝単位と尺寸単位(正確には、33㎝分のと表示されている)とが並記されたメジャーを購入した。
【並記された目盛り】
上側に尺寸単位の目盛りが付いていて、下側に㎝単位の目盛りが付いている。
なぜ尺寸単位の目盛りが合理的に感じられるか。
【上がり框の横架材】
玄関土間の上がり框の構造材にメジャーをあててみると、3寸5分の横架材の上に1寸5分の根太がのせてある。
他にも垂木と垂木が芯芯で1尺間隔で固定してある。
ホゾの厚さは5分や1寸で、そもそも曲尺の幅が5分で、この幅を使って墨付けをしたりする。
他にも例をあげると切りがないぐらい材料のサイズに始まり、固定する位置なんかが尺寸単位で決まっている。
これだからいちいち㎜単位で換算して作業をするより、尺寸単位を使った方が合理的だ。
さぁ、次回棟梁と作業をするときは尺寸で言ってもらっても良いですよって言おうっと。
こんな雑なブログを最後まで読んでいただき有り難う御座います。
雑は雑なりに頑張って書き続けてみるんで、良かったらまた見てやって下さい。