いよいよなのか、やっとなのか、南側下屋根の垂木を入れ替えて下地を貼る作業にかかります。
【南側下屋根の作業エリア】
まずは広木舞を外して垂木の先端の高さを確認しやすくする。
これまでの作業では、既存の垂木に沿わせて新しい垂木を入れていったが、それでは垂木の先端が水平にはならなった。
なので、今回は既存の垂木の先端の高低差を先に確認することにした。
この面は慎重に行くぞ。
なぜここまで下屋根の改修に時間を掛けるのか。雨漏りの無いところは既存のままでも良い気もするが。ここにはこだわりたい。
【離れの屋根】
伝統構法の瓦屋根にはたくましさを感じ。
【離れの軒下】
軒下には色気を感じる。
【母屋南側の軒下】
この色気を感じる箇所が古びたままよりは化粧直しした方が良い。
【母屋西側の軒下】
瓦屋根は諸般の事情によりあきらめたが、軒下の色気だけは取り戻しておきたい。
【波打つ軒先】
広木舞を外した後で軒先を眺めてみると、見事に波打っている。
【垂木に張った水糸】
そこで水糸を張ってみた。
何本か高さがそろっている垂木があればそれを基準に新しい垂木を入れていこうと考えたが、見事にバラバラ。これではどこを基準にしたら良いのか。
【基準にする垂木】
しばらく眺めながら考えた。
全面の中間辺りで比較的しっかりしている垂木を基準にすることにした。
【基準の垂木から見た東側】
この垂木を基準にして左右に水糸を張って、その水糸を基準にして垂木を固定していくことにした。
【玄関の上の野地板】
今回の面で一番の難関は、玄関の上の野地板の入れ替え。ここは大屋根の下になり、上からの作業ができない。
ここをどうするか。作業を進めながら考えることにした。
こんな雑なブログを最後まで読んでいただき有り難う御座います。
雑は雑なりに頑張って書き続けてみるんで、良かったらまた見てやって下さい。